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早乙女太一が失踪した新郎役に、ドラマ『忘却のサチコ』追加キャスト発表

2018年09月05日 12:01  CINRA.NET

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『忘却のサチコ』 ©阿部潤・小学館/「忘却のサチコ」製作委員会
10月12日からテレビ東京系で放送される連続ドラマ『忘却のサチコ』の追加キャストが明らかになった。

阿部潤の同名漫画をもとにした『忘却のサチコ』は、結婚式当日に新郎・俊吾に逃げられた文芸誌編集者の佐々木幸子を主人公にした作品。俊吾のことを思い出すたびに仕事でミスを連発する満身創痍の幸子が、彼を忘れるために「旨いもの」を探し求めて奔走する様を描くグルメコメディーだ。今年1月にスペシャルドラマが放送された。

完璧な仕事ぶりから「鉄の女」と称される主人公・幸子役を、スペシャルドラマに引き続き高畑充希が演じる。監督は星野源や乃木坂46などのPVを手掛ける山岸聖太、脚本はドラマ『1リットルの涙』、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』などの大島里美が続投。

新たに出演が発表されたのは、失踪した幸子の婚約者・俊吾役の早乙女太一。またゲストキャストとして、放浪癖持ちの作家・姫村光役の長谷川朝晴、引きこもりのライトノベル作家・ジーニアス黒田役の池田鉄洋、大御所作家・有村忠雄役の大和田伸也、マグロ料理店店主・石井茂男役の泉谷しげる、幸子の幼なじみの梶幸聖役の清原翔、幸子のライバルである編集者・尾野真由美役の佐藤めぐみが出演する。

俊吾役を演じる早乙女は、「俊吾さんのような爽やかな役をやった事が無かったので、自分に、曇りのない笑顔が出せるのだろうか?と、悩みました(笑)。原作を読ませていただいて、お話の面白さや、コミカルさや、ご飯の魅力に惹かれ、チャレンジさせていただくことになりました」とコメント。原作者の阿部は「素敵な驚きと同時にワクワクしました。ぼくの中では『美しくてかっこいい』…そんな早乙女さんだからこそ、あの俊吾さんを演じるのってなんか面白いですよね」、プロデューサーの木下真梨子は「幸子さんの脳内には色々な俊吾さんが登場するので、時に爽やかに、時にエキセントリックに…振れ幅の大きい役を見事に演じていただきました」と述べている。

あわせて阿部がドラマのために描き下ろしたイラストが公開。天丼を頬張る幸子と、「『忘却のサチコ』祝 連ドラ化 おめでとうございます!」と書かれたパネルを手にする俊吾が描かれている。

■早乙女太一のコメント
・出演が決まった際の率直な感想
はじめにお話を頂いたときは、戸惑いました。
と言うのも、自分自身が、俊吾さんのような爽やかな役をやった事が無かったので、自分に、曇りのない笑顔が出せるのだろうか?と、悩みました(笑)。
原作を読ませていただいて、お話の面白さや、コミカルさや、ご飯の魅力に惹かれ、チャレンジさせていただくことになりました。
・実際に俊吾役を演じてみた感想
基本的に俊吾ではあるのですが、幸子の妄想の中で、あんな事やこんな事と大変な事になっています(笑)。
現場に行く度に、あれ?俺俊吾だよな?と混乱する事もありました(笑)。
リアルな世界での俊吾さんと、幸子さんのぶっ飛んだ妄想での俊吾さんとの振り幅も楽しんで頂けたらと思います。

■阿部潤のコメント
連続ドラマ化が決まってからずっと気になっていた俊吾さん役。
誰が演じるのだろう?…と。
でも、具体的な想像をするのは敢えてストップしていました。
楽しみが減ってしまうようで。
そこに聞こえたのが、早乙女太一さん!素敵な驚きと同時にワクワクしました。ぼくの中では「美しくてかっこいい」…そんな早乙女さんだからこそ、あの俊吾さんを演じるのってなんか面白いですよね。
きっと見たことない早乙女さんなんだろうな、って。
ここからは想像解禁。
早乙女さん演じる、いろいろな俊吾さんを楽しみにスタートを待ちたいと思います!
豪華なキャストの皆様監督さんや大勢のスタッフの皆様に恵まれサチコは幸せものです!
放送日を心から楽しみにしております!!

■木下真梨子プロデューサー(テレビ東京)のコメント
幸子さんの心を揺さぶる唯一の人物である俊吾さんですが、原作では、顔が見えない俊吾さんをドラマではどう描こうか、長い時間悩みました。一体どんな人なのか…サチコ以上に俊吾さんの影を追い求めていた気がします。
【優しい】【完璧】な人だけど、【全くつかみどころがない】ミステリアスで、でも憎めなくて…そんな役を早乙女太一さんにやっていただけたら、面白い俊吾像が作れるかなと思い、オファーさせていただきました。
幸子さんの脳内には色々な俊吾さんが登場するので、時に爽やかに、時にエキセントリックに…振れ幅の大きい役を見事に演じていただきました。
スタッフで何度も話し合い、原作の阿部先生にもご相談しながら、ドラマならではの俊吾さんと幸子さんの物語を作り上げていきましたので、そこも楽しみにしていただけたらと思います。
そして、個性あふれる作家先生やゲストも豪華な皆さんに集まっていただきました!
幸子さんを困らせたり、幸子さんに振り回されたり…個性と個性のぶつかり合いをぜひ、毎話楽しみにしていただけたら嬉しいです!