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『フォルクスワーゲン・ティグアン』に4WDディーゼル登場。『トゥーラン』も近日上陸

2018年09月05日 06:51  AUTOSPORT web

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待望の4輪駆動"4MOTION"と、クリーンディーゼル"TDI"を組み合わせた『ティグアンTDI 4MOTION』が登場
先日一部改良を受け、第二世代としてさらなる進化を遂げたCセグメント・コンパクトSUV『フォルクスワーゲン・ティグアン』に、待望の4輪駆動“4MOTION”と、クリーンディーゼル"TDI"を組み合わせた『ティグアンTDI 4MOTION』が登場。8月29日から発売が開始されると同時に、同社のコンパクトミニバン『ゴルフ・トゥーラン』にも、近日中にTDIモデル導入のアナウンスが行われた。

 日本導入以降、ここまで1.4リッターのガソリン直噴ターボTSIと、FFモデルのみの展開となっていた『フォルクスワーゲン・ティグアン』だが、ここへきて最新の2リッターTDIエンジンに4MOTIONと4MOTIONアクティブコントロールを組み合わせた先進の駆動系が与えられることになった。

 2リッターのターボディーゼルエンジン“TDI”は、最高出力150PS、最大トルク340Nmという優れたエンジン性能を誇り、ディーゼル車のメリットである力強い加速に加え、優れたランニングコスト(燃料費・燃費)および低CO2の双方を実現。

 最大のポイントである排気ガス後処理システムとして、酸化触媒、尿素SCR(選択触媒還元)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを採用することで、世界的にも厳しい日本のポスト新長期排ガス規制に適合させ、クリーンディーゼル車としてエコカー減税対象にもなっている。

 このエンジンに組み合わされるのは、許容トルクの大きな縦置き湿式の7速DSGとなり、高性能4MOTIONの搭載により、あらゆるシーンにおいて快適で安定したオールラウンダーSUVとしての卓越した走りを実現する。

 センターコンソールには直観的に操作できる新しい4MOTIONアクティブコントロールスイッチが装備され、「オンロードモード」「スノーモード」「オフロードモード」「オフロードカスタムモード」の4つの走行モードを設定。オンロードモード内には、エコ、コンフォート、ノーマル、スポーツ、カスタムのプロファイルから選択可能となっている。

 また「つながるSUV」として、コネクテッド機能となるVolkswagen Car-Netを全車標準装備としたほか、渋滞追従支援システムの“Traffic Assist”など、最新の先進安全機能や快適装備を採用している。

 通常のFFラインと同様に3グレード展開となる『ティグアンTDI 4MOTION』導入に合わせて、最上級のR-Lineをベースにエクステリアと上級装備を標準装着した特別導入限定車『ティグアンTDI 4MOTION R-Line Black Style』も登場。

 ブラックにペイントされた専用エクステリア(フロントグリル中央、フロントバンパー、ドアミラーハウジング、ウインドフレーム、サイドストリップ、リヤスポイラー、リヤストラップ)やブラックルーフレールに加え、専用の19インチアルミホイール(ブラック)を装着するなど、クールでスタイリッシュなエクステリアを実現。

 ダンバー減衰力を瞬時にコントロールする、アダプティブシャシーコントロールDCCを標準装備とし、インテリアでは上品で特別感のあるR-Lineロゴ入り専用レザーシートを備えるなど、SUVならではのスポーティさとエモーショナルなデザインを引き立て、そのエクステリアに合わせたインテリア空間が演出されている。

 一方、高い燃費性能とディーゼルならではの経済性が7人乗りコンパクトミニバンとしての実用性をより高めるモデルとして、近日中の導入が予定されている『ゴルフ・トゥーランTDI』は、ティグアンと同じクリーンディーゼルに横置きの湿式6速DSGを組み合わせたFFモデルが上陸。こちらもおなじみComfortline、Highlineの2グレード展開が予定されている。

 このTDI系モデルの導入限定車となる『ティグアンTDI 4MOTION R-Line Black Style』は、メインカラーのディープブラックパールエフェクトが300台、有償オプションのオリックスマザーオブパールエフェクトが150台の計450台限定となり、価格は554万円に。

 一方の『ティグアンTDI 4MOTION』は3グレードで408万6000~524万円。近日登場の『ゴルフ・トゥーランTDI』が369万9000~407万9000円となっている。
フォルクスワーゲン カスタマーセンター:0120-993-199