トップへ

居酒屋のお通しって必要? 武井壮「確実に不要。出すなら無料」 勝間和代も「公正な価格付けに反している」

2018年09月04日 17:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

9月3日放送の「バラいろダンディ」(MX系)で、居酒屋のお通しは必要なのかというテーマが議論された。その中でタレントの武井壮さん、経済評論家の勝間和代さんらが「不要」という考えを示した。

居酒屋で出てくるお通しが原因で、店と外国人とのトラブルが発生しているという。しかし番組で紹介されたヤフーニュース個人掲載のグルメジャーナリスト、東龍さんの記事では、お通しは「客を待たせないため」「テーブルチャージ代も含まれている」とされており、外国人にもしっかり説明することが重要、としていた。

「料理が出るまでの間をもたせられるって、頼んでもないもの食べたいわけじゃない」

出演者に「飲食店のお通し」は必要か否かを聞くと、「不要」が多数派となった。武井さんは「確実に不要。出すんだったら無料で出せ」と話す。

お通しのメリットとして「店側の基本的な味を知ってもらえる」「余った食材の有効利用」「注文した料理までの間をもたせられる」「新メニューのテストにもなる」ということが挙げられていたが、武井さんは

「『店の味』は(頼んだ)メニューで知ってもらえばいいし、『食材の有効利用』は店側だけの理論だし、『料理までの間をもたせられる』は待つ間に頼んでもないもの食べたいわけじゃないし、『新メニューのテスト』ってお通しの味について聞かれたことがない」

と反論した。客にとってのメリットがなく、理由がこじつけのようだと感じているようだ。

「居酒屋を潰したくないなら価格を1割あげて、お通しは無くすべき」

また勝間さんも不要派で、「公正な価格付けに反している」という。お通しは「3000円で300円、5000円で500円(程度)」と客単価の1割程度を占めるため、「意外と高い」とコメントしている。

「その分が無くなったらお店の売上が1割減るんですよ。なんでお通しを出すかというと売上を底上げするため。メニューを見るとなんとなく300円とか500円とか安い気がするけど、(お通しを頼むと会計に)実は10%ずつ乗っていると思ってください」

お通しが出されることは、サービス料が10%かかっているのも同然だという。お通しを出さないと安いチェーン店は潰れることも考えられるが、「居酒屋を潰したくないなら価格を1割あげて、お通しは無くすべき」とコメントした。

さらに勝間さんは「お通しは断れる」とした上で、「断って嫌がられるお店なら行かなければいい」と断言した。番組投票でも「不要派」(5169ポイント)が「必要派」(1413ポイント)を大きく上回った。