2018年F1イタリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは5位を獲得した。
フェルスタッペンは後ろを走るバルテリ・ボッタスと3位争いを繰り広げた。シケインをカットしてポジションを守ったことはペナルティ対象にならなかったものの、フェルスタッペンがブレーキング時に動いたことでボッタスと接触、彼をコース外に押し出す形になった。この件についてスチュワードは審議を行い、アクシデントを引き起こした責任がフェルスタッペンにあるとして、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2を科した。
フェルスタッペンは3位で走り切ったが、タイム加算の結果、5位に順位を落とした。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=5位
パッケージとの相性が悪いコースでこれほどの競争力を見せることができたのだから、いい仕事をしたと言えるだろう。今日は3位フィニッシュ以上のリザルトを出すのは無理だったと思う。
いい結果だったが、残念ながらペナルティを受けて5位に降格された。僕はバルテリがコースオフしないですむだけのスペースを左側に十分残していた。規則では相手のドライバーに一台分の車幅にあたるスペースを与えれば、それで十分だということになっている。僕はそのとおりにしたのに、彼はターン1で僕のホイールに接触して、そのせいで直進しなければならなくなった。
ペナルティには納得できない。でもすでに決定済みなので、僕らにはどうすることもできない。ペナルティを受けたと聞いた後、絶対にこのポジションを守ってフィニッシュすると心に決めた。自分の力を尽くして、最高のレースをしようと心がけたんだ。僕らはストレートでかなり遅いから、戦うのは本当に大変だった。
スタートする前は今日は最高で5位だと思っていた。でもいいレースをして、メルセデスを抑え込み、3位でフィニッシュした。全力を尽くしたよ。
ポジティブな面に目を向ければ、今日はマシンのパフォーマンスがとてもよくて、速さがあった。このサーキットでメルセデスを抑えきることができたというのは、いい兆候だ。次は僕らのマシンが得意とするシンガポールだ。この勢いを維持して、いいレースをしたい。