ロシアワールドカップでサッカー日本代表として活躍した本田圭佑選手が8月31日、ツイッターで休日の使い方について投稿し、ネット上で話題となっている。本田選手は「成功したい人にとって休日をもらって休んでいるようでは話にならない」とした上で、
「中学生の時くらいから休みをもらうと出し抜くチャンスやと思って、もっと休みをくれって思ってた」
という。
「休むのも必要。ただそれは怪我するほど追い込んでから学ぶこと」
9月3日11時現在、約6万いいねが押されている同投稿には様々なリプライが寄せられている。「そのような考え方をずっとブレずに今日まで生きてきた本田さん、流石です!だから今の偉大な本田さんがあるのですね!」というコメントには、
「いや、休むのも必要なんです。ただそれは怪我するほど追い込んでから学ぶことって事が伝えたくて」
と返信した。またこのような考え方は「大きな野望と強靭なメンタルを持っている人には有効ですが、大半の人はそれで精神を病みます」と感じる人もいる。これに対して本田選手は、
「そういう方へのアドバイスですが成功に囚われるな、成長に囚われろ!って願ってます。成功は保証はされないが、成長は保証されてる。ってアホほどの経験からの実体験です」
と語った。
「スポーツの指導者が変な解釈をしそう」と心配する声も
リプライには「これが同い年でこれだけ差が広がった理由ですわ!」「スポーツやったことある人ならこの意見は反対にしろ賛成にしろ理解はできると思うんだけどなぁ」など共感の声が多く寄せられた。
一方で、「それってつまり…ブラック企業ですねぇ!」という声もあがっている。たしかに、本田選手ぐらいのレベルになるためには日々尋常でないレベルの努力をしなければいけないのだろう。しかし、限界点は人それぞれ違うもの。中には、「それをやったら脳出血で緊急搬送・緊急搬送され半年ぐらい入院と静養に費やさざるを得ませんでした」という人もいた。
ほかにも、
「本田さんのこの投稿を観たスポーツ全般の一部の指導者が、変な解釈をして自らではなく子供に練習をさせたいが為にその口実としてその子供らに押しつけそう。指導者が子供たちの為に指導法や、子どもとの適切な接し方を休日を割いて学んでくれると響きがいいのですが」
と本田選手の発言を心配する声も出ていた。