2018年F1イタリアGPの土曜予選で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは13番手だった。アロンソはQ2でハースのケビン・マグヌッセンとの間で軽く接触するアクシデントがあったが、スチュワードは審議の結果、どちらのドライバーにもペナルティを科さないという裁定を下した。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=13番手
金曜はパフォーマンスがよくなかったから、Q1から苦しむと予想していた。でも昨夜の間にチームはセットアップを大幅に変更し、マシンは昨日より速くなった。13番グリッドからスタートできるなんてうれしい驚きだ。予選の数時間前には考えもしなかった。
とはいえ明日は現実に引き戻されるのではないかと少し心配しているんだ。レースでは苦戦するかもしれない。様子を見ていくしかないけどね。ポイント圏内に近い位置のグリッドだから、いいスタートを切って、正しい戦略を選んで戦いたい。何が起こるか分からないからね。
Q2終盤、変な出来事があった。アウトラップで何台かがつながって走りつつ、タイヤの準備を整えながら、それぞれのギャップを広げようとしていた。そんななかで最後の最後にパラボリカのイン側でケビンは僕をオーバーテイクし、僕と僕の前のマシンとの間に入った。それでターン1に一緒に入っていくことになり、ふたりともがそのラップを無駄にした。
僕にとっては結果はさほど変わらない。このポジションは納得いく位置だからね。でも彼にとっては残念な結果になった。チームメイトの位置を見れば、彼もQ3に進めたはずなんだから。
ハースのマシンは3番目か4番目に速いのに、Q2で敗退するなんて。僕の今日の目標はQ2に進むことだった。そしてそれを達成することができた。でも彼にはQ3に行ける力があった。それなのにああいう動きをするなんて、あまり賢い行動とは思えない。