2018年F1イタリアGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは9番手だった。
土曜午前FP3ではガスリーは1分22秒631で12番手。予選Q1では、最初のランで1分23秒836、1分22秒550とタイムを削っていき、2セット目で1分21秒834をマーク、12番手でQ2に進出した。
Q2でガスリーは1セット目のタイヤで1分22秒174、2セット目で1分21秒667のベストタイムを記録し10番手、Q3への進出を果たした。
ガスリーは、Q3では最初のランをユーズドのスーパーソフトタイヤでアタックし1分22秒918、2回目は新品に履き替えて1分21秒350をマーク、9番手を獲得した。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=9番手
信じられないような結果だ。予選前はQ2までも行けるかどうかと思っていたのに、Q3に進むことができたんだ! 9番グリッドからスタートできるなんて最高の気分だよ。
すべてがうまくいった予選で、他車との間隔をうまくとり、スリップストリームを使って、今シーズンのなかでもベストといっていいようなラップを走った。今回の予選で狙えたベストの結果を達成できたと思う。それをトロロッソのホームレースで実現できて本当にうれしい。
昨日はマシンの感触にあまり満足していなかったが、夜の間に改善することができた。おかげでかなりいいフィーリングを持てるようになった。
今日の段階ではまだ仕事の半分を終えたにすぎない。残りの半分を明日決勝でやり遂げなければ。グリッドからターン1までの距離が長いから、スタートをうまく決めることがものすごく重要だ。その後もタイトな争いになるので、正しいタイミングで正しい場所にいるよう心がける必要がある。上位グリッドからスタートする場合、アクシデントに巻き込まれるリスクは減る。クリーンなスタートを切り、それから全力でプッシュしていくつもりだよ。
(Crash.netにホンダのパワーユニット/エンジンについて語り)スパというパワー感度が高いサーキットでポイントを獲得するといううれしい驚きがあった。それに続いて今日のような成績を出せた。
本当にうれしい驚きだよ。僕らが正しい方向に進んでいることの証明だ。彼らも満足していいだろう。この結果が、さらにいいパフォーマンスを僕らにもたらそうという意欲につながると思う。過去の数年を見ると、彼らが進歩しつつあるのは明らかだ。すごく前向きな流れになっている。