F1は、日本グランプリのプロモーターであるモビリティランドとの間で3年にわたる開催契約延長において合意に達したことを発表した。これにより、鈴鹿サーキットでのF1日本GPは2021年まで開催されることが確定した。
日本GPは2018年をもって契約が満了を迎えることが決まっていたため、2019年以降の開催について交渉が行われていた。入場者数の減少という不安要素があったものの、第14戦イタリアGPの金曜、F1は2019年から2021年までの開催が確定したことを明らかにした。
また、2018年の日本GPのタイトルスポンサーを、現在F1にパワーユニット/エンジンサプライヤーとして参戦するホンダが務めることも併せて発表された。
F1の会長兼CEOのチェイス・キャリーは、日本GP開催契約延長を喜び、次のようにコメントした。
「長年にわたり開催してきたF1日本グランプリについて、このたび新しい内容での契約が整った。F1に忠実で、知識の豊富な日本のファンの方々に、今後さらに楽しんでいただけることとなった」
「また世界トップ企業である自動車メーカーであり、F1のパワーユニットサプライヤーであるホンダが、2018年のF1日本グランプリの30周年を祝うタイトルスポンサーとなることを大変うれしく思う」
モビリティランド代表取締役社長 山下晋氏は、今後もモータースポーツ文化の繁栄に貢献し続けたいと述べている。
「フォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップ(FOWC)との交渉を重ねた結果、2019年以降の契約調印に至りました。交渉にあたり、多大なる理解を示してくれたチェイス・キャリー氏をはじめとするFOWCメンバーに、心から感謝いたします」
「今後も世界中のファンに愛される鈴鹿であり続け、モータースポーツ文化の繁栄に貢献できるよう、努力を続けてまいります」
「今年は鈴鹿サーキットでの日本グランプリレースが30回目となる節目の大会となりますが、ご来場いただくすべての皆様にお楽しみいただけるよう、準備を進めております。どうぞご期待ください」