株式会社タミヤは、ヤマハのスーパースポーツ最上級モデルYZF-R1Mの1/12プラスチックモデル組み立てキットを9月15日頃に発売すると発表した。
1998年にデビューしたヤマハYZF-R1は、1992年に登場したホンダCBR900RRの対抗馬として登場したバイクだ。当時は、リッターバイクとは思え車重と高出力エンジン、そして鋭角的なデザインで大きな話題を呼んだ。そして、のちの大排気量スーパースポーツに大きな影響を及ぼしたバイクでもある。
現行のYZF-R1は8代目で、2015年にフルモデルチェンジを果たしたもの。8代目YZF-R1は、開発コンセプトを先代までの『ワインディングロード最速』から『サーキット最速』に一新。ヤマハのMotoGPマシンであるYZR-M1の技術がふんだんに盛り込まれている。レースでは、日本最大のバイクレースである鈴鹿8時間耐久ロードレースで、8代目がデビューした2015年から2018年まで4連覇を達成するなどの活躍を見せている。
今回キット化されたのは、8代目YZF-R1をサーキット走行に特化させた上位モデルのYZF-R1Mだ。YZF-R1Mは、軽量なカーボンカウルやオーリンズ製電子制御サスペンションなど走りに特化した装備が備わっている。キットでは、そんな凝縮されたメカニズムやディティールをそのままモデル化。前後タイヤのトレッドパターンやサイドのロゴも忠実に再現している。
また、オーリンズ製電子サスペンションを表現するディティールアップパーツの『1/12 ヤマハ YZF-R1M フロントフォークセット』も同時に発売。このパーツを盛り込むことでモデルの仕上がりがより高まるという。
YZF-R1Mプラスチックモデル組み立てキットは4,000円(税別)、ディティールアップパーツは2,000円(税別)で9月15日頃から発売となる。