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杉本博司と榊田倫之が設立、新素材研究所の軌跡を辿る企画展開催

2018年08月31日 18:43  Fashionsnap.com

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ガラスの茶室 聞鳥庵 (サンジョルジョ・マッジョーレ島、 ヴェネツィア) 2014年ヴェネツィア建築ビエンナーレ ©︎Hiroshi Sugimoto/Courtesy of NMRL Image by: 寺田倉庫
寺田倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムで、建築設計事務所 新素材研究所の10年間の活動を紹介する企画展「新素材研究所・ -新素材×旧素材-」が開催される。会期は10月21日から2019年1月14日まで。

 新素材研究所は、現代美術作家 杉本博司と建築家 榊田倫之が2008年に設立。「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を研究。骨董から産業資材まで独自の視点で集めた素材を活かした空間作りを行っている。
 企画展では、新素材研究所が実際に使用している古材や廃材などの素材をはじめ、約8件の代表的なプロジェクトを杉本が撮影した竣工写真と模型などを紹介する。このほか、新素材研究所が発足する前に杉本が手掛けた護王神社の竣工模型や、小田原文化財団 江之浦測候所の模型が杉本の代表作品「海景」とともに展示。会場デザインには、新素材研究所のシグネチャーデザインである敷瓦が使用される。
■新素材研究所・ -新素材×旧素材-会期:2018年10月21日(日)~2019年1月14日(月・祝)会場:建築倉庫ミュージアム 展示室A住所:東京都品川区東品川 2-6-10開館時間:火曜~日曜11:00~19:00(最終入館18:00)休館日:月曜(月曜が祝日の場合翌火曜休館)入館料金:一般料金 3,000円、大学生・専門学生 2,000円、高校生以下 1,000円問い合わせ先:03-5769-2133