F1第14戦イタリアGPの金曜日の朝、モンツァ・サーキットが「本日の午後1時半から、F1の会長兼CEOのチェイス・キャリーと鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの山下晋社長とホンダの山本雅史モータースポーツ部長が、日本GPに関して契約を更新したことに伴う会見を行う」というリリースを出した。
日本GPに関しては、2018年限りでFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)との契約が満了を迎えることになっていたため、2017年から2019年以降に向けた交渉を、日本GPが開催されている鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの山下晋社長とFOMとの間で行われていた。
最大の懸案は、入場者数の減少に伴うモビリティランド側の減収をどのように改善するかだった。かつてFOMはバーニー・エクレストンが提示する開催権料に対して、「イエスかノー」でしか対応できなかったが、昨年からチェイス・キャリーに体制が一新された新しいFOMは、モビリティランド側の状況に理解を示し、ぎりぎりまで調整が行われていた。
更新年数や、条件面でどのような決着が行われたのかについては、本日午後1時半から開かれる会見後に、あらためて報告したい。