ホンダF1テクニカルディレクター、田辺豊治氏は、F1イタリアGPはパートナーであるトロロッソにとってホームグランプリであり、ファンの前でポイント獲得を達成できるよう全力を尽くすと語った。
モンツァはトロロッソがここまで唯一の優勝を成し遂げた地だ。2008年、セバスチャン・ベッテルが自分自身とチームにとって初となるポールポジションと優勝を成し遂げた。
高速サーキットであるモンツァでトロロッソ・ホンダは厳しい戦いを強いられると予想する田辺テクニカルディレクターだが、ドイツ、ハンガリー、ベルギーに続き4戦連続となる入賞を目標とし、最大限のパフォーマンスを発揮したいと語っている。
「今年のヨーロッパラウンド最後となるイタリアGPが行われるモンツァは、長い歴史と伝統を持ったサーキットで、ここを訪れることに喜びを感じます」と田辺テクニカルディレクター。
「さらに今年のパートナーはイタリアに拠点を置くトロロッソですので、我々にとってもホームレースとなり、いつにも増して特別な気持ちで週末に臨みます」
「先週、ベルギーGPが行われたスパに続き、モンツァも高速サーキットとなります。長いストレートを組み合わせたレイアウトが特徴のモンツァでのスロットル全開率は高く、パワーユニットにはパワーと信頼性が求められます。我々のパッケージとしては厳しい戦いが予想されますが、最大限のパフォーマンスを発揮し、ホームの観衆の前で4戦連続のポイント獲得を目指して戦います」