ホンダ車を中心に約300点の車両を展示するホンダコレクションホールは、同施設の開館20周年を祝う記念走行イベントの第2弾を9月24日、ツインリンクもてぎ南コースの特設会場で開催すると発表。あわせてホンダコレクションホール所蔵のF1カーおよびWGPマシンの動態コンディションをテストする『収蔵車両走行確認テスト』を同地で9月27日に実施するとアナウンスした。
2018年の7月16日に第1回目が開催された20周年記念イベントは、コレクションホールに所蔵されているホンダ創業期から2010年代に生産された市販の二輪・四輪車、合計60台を一挙に展示し同時にデモンストレーション走行を実施するもの。
登場する車両は初代NSX、S800 M、シティ カブリオレなどの四輪車をはじめ、1947年製のA型から2015年に発表されたRC213V-Sまで、30台以上の二輪車がリストアップされている。
また、同イベントにはホンダのマシンを知り尽くす伊藤真一、高橋裕紀、道上龍、中嶋大祐という4名のゲストライダー/ドライバーが登場。展示車両のデモランを行なうとともにCT50、ゴリラ、モトコンポなど個性的な原付バイクの同時走行プログラム、さらにピエール北川さんをMCに迎えるスペシャルトークショーが実施される予定だ。
この他、イベント会期中にはマクラーレン・ホンダMP4/5のコクピットに座れる乗車体験、お子様限定のレーサー同乗体験走行、ホンダコレクションホール・スタンプラリーといった多くの催しが行なわれる。詳しくはツインリンクもてぎ公式ホームページをチェックしよう。
■ホンダRA272、ロータス100T、RC149、RCB1000など合計12台のF1&WGPマシンのテストを実施
往年のグランプリマシンが走行する様を見学できる『収蔵車両走行確認テスト』もまた開館20周年イベントと同様に施設入場料と駐車券のみで楽しむことできるイベントだ。
9月27日の10時30分~12時00分、13時00分~15時00分の2回に分けて実施されるこの公開テストは、ツインリンクもてぎの南コースで行なわれ、コース外の上段歩行者エリアからその様子を見学することができる。
チェックテストに参加する車両は合計12台で、二輪では5気筒125ccという独創的なエンジンレイアウトを採用し1966年の年間チャンピオンを獲得したRC149をはじめ、RCB1000(1976年)、NS500(1984年)、RS250RW(2004年)など9台が登場予定。
また四輪からはネルソン・ピケと中嶋悟がドライブした1988年のロータス100TのほかRA272(1965年)、マクラーレン・ホンダMP4/6(1991年)が走行する予定だ。
なお、このテストは走行予定マシン全車の走行が確認が出来次第終了となるほか、雨天時には中止に。その場合は翌28日に延期される予定のため、この点はご注意を。
テストの実施状況は前日の14時以降、当日8時頃までにツインリンクもてぎ公式Facebookでアナウンスされるという。
■収蔵車両走行確認テスト
日時:2018年9月27日(木)10:30~15:00
※雨天時は9月28日(金)に延期
場所:ツインリンクもてぎ南コース特設会場
料金:無料(別途ツインリンクもてぎ入場・駐車料金がかかります)
見学場所:南コースエリア外、上段歩行者エリア
公式ページ:http://www.twinring.jp/collection-hall/new/driving-test/
■ホンダコレクションホール開館20周年記念 市販製品特別走行
日時:2018年9月24日(月・振休)10:00~16:00
※雨天時は9月25日(火)に延期
場所:ツインリンクもてぎ南コース特設会場
料金:無料(別途ツインリンクもてぎ入場・駐車料金がかかります)
ゲスト:伊藤真一、高橋裕紀、道上龍、中嶋大祐
公式ページ:http://www.twinring.jp/collection-hall/new/hch20th_run/