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今年の夏は2人に1人が夏バテ状態、2014年以降で最高 暑さ対策は「冷房をケチらない」「こまめに麦茶を飲む」

2018年08月31日 13:31  キャリコネニュース

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マイボイスコムは8月29日、「今夏の節電・暑さ対策」に関するインターネット調査の結果を発表した。10~70代の男女10304人のうち、今年「夏バテをしている」という人は9.9%、「軽い夏バテ気味」は39.8%で計49.7%もの人が夏バテだと答えており、2014年以降最も割合が高くなっている。

そのため熱中症対策を「積極的に行っている」人は11.8%、「ある程度行っている」は47.3%で、対策をしている人は計59.1%に上った。

冷房以外の暑さ対策「風通しを良くする」「日差しを遮る工夫」

自宅で行っている冷房以外の暑さ対策としては「風通しを良くする」が37.5%で最も多く、2番目は遮光カーテンやすだれなど「日差しを遮る工夫」(31.2%)、3番目は「部屋の空気を循環させる」(29.5%)だった。

夏の暑さを乗り切るためにこころがかえているところを聞くと、節電や節約にとらわれず、エアコンを付けるという人が多かった。

「冷房をケチらずなるべく入れるようにしている」(男性 36歳 夏バテはしていない)
「節電したいところだが、なるべく我慢せずにエアコンを使うようにしている」(女性 54歳 夏バテはしていない)

一方で、エアコンを付けている方が体調が悪くなるという人も。

「自分の部屋でエアコンつけていると、体が冷えすぎて、トイレやキッチンに行くとき気分が悪くなり吐き気をかんじたりするので、少し暑くてもできるだけ使わないようにしている」(女性 26歳 軽い夏バテ気味)

また、こまめに水分を取ったり、運動を控えたりしたという人も多かった。

「こまめに麦茶を飲むこと。夜はしっかり休むこと」(女性 23歳 夏バテはしていない)
「激しく動かない。暑いところに長時間いないようにする」(男性 49歳 軽い夏バテ気味)

節電を意識した人は約4割で、2011年以降最低

今年の夏は例年に比べて暑かったことから、節電意識も弱まったようだ。節電について「かなり意識している」という人は12.1%、「やや意識している」は32.3%で計44.4%の人しか意識していない。2011年以降、最も割合が小さくなっている。

節電対策として「エアコンの使用時間・設定温度などを工夫する」という人の割合も2011年以降、最低に。熱中症になる危険から、エアコンは十分に付けていたという人が多かったのだろう。

節水についての意識も今年は低かったようだ。節水を「かなり意識している」という人は7.7%、「やや意識している」は31.4%で、2016年以降最低だった。

2011年の東日本大震災から時間が経ったことに加え、例年よりも異様に暑かったことから、今年は節電も節水もあまり意識しなかった人が多かったことがわかる。