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杉咲花、太賀、池脇千鶴らの姿が 是枝裕和監修『十年 Ten Years Japan』予告&ビジュアル

2018年08月31日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 11月3日より公開の『十年 Ten Years Japan』の本予告編と本ビジュアルが公開された。


 『十年 Ten Years Japan』は、香港で社会現象となったオムニバス映画『十年』(2015年製作、日本公開2017年)をもとに、日本、タイ、台湾それぞれで、自国の現在・未来への多様な問題意識を出発点に、各国約5名の新鋭映像作家が独自の目線で10年後の社会、人間を描く国際共同プロジェクト『十年 Ten Years International Project』の日本版。是枝裕和監督によって、脚本のオリジナリティ・クオリティ・将来性から選ばれた5人の新鋭監督たちが“十年後の今”を描く、5つの物語が展開される。


 『DATA』で杉咲花は個人データをデジタル遺産として受け継いだ家族を、『いたずら同盟』で國村隼はAI知能で道徳教育に管理された特殊学区の子供達を支える用務員を、『美しい国』で太賀は徴兵制が導入された日本で働く広告代理店で働く若者を、『PLAN75』で川口覚は75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する公務員を、そして『その空気は見えない』で池脇千鶴は大気汚染によって地下への移住を強いられた母娘を演じている。


 予告編は、ラジオが流れる不穏な雰囲気から始まり、高齢化、AI教育、デジタル社会、原発、徴兵制をテーマにした5作品すべての映像を確かめることができる。(リアルサウンド映画部)