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ベスパの電動スクーター「Elettrica」来月生産開始、販売は2019年初めに

2018年08月31日 10:42  Techable

Techable

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世界中で愛されているイタリアのスクーター、Vespa(ベスパ)の電動版「Elettrica」の生産が来月始まる。メーカーのPiaggioが正式に発表した。

10月からオンラインでオーダーの受け付けを開始し、2019年初めに欧州、米国、アジアの順で出荷が始まる見込みだ。・初代を生産した工場でElettricaは、Piaggioがイタリア・ピサに構えるポンテデーラプラントで生産される。このプラントは初代ベスパが1946年に産声をあげたところ。

そのアイコン的な工場から、時代変わってさらにした進化したバージョンも世界に向けて発信されることになる。・静かな走りに2年前に発表されたコンセプトでは、Elettricaは4kWの電動モーターを搭載し、航続距離は約100キロ。ガソリン車に比べれば短いが、その代わり静かな走行となる。もちろん、ゼロエミッションなので環境にも優しい。

一方で、時期は明らかではないもののハイブリッドパワートレインという選択肢も提供する予定で、こちらだと航続距離は倍増するとのこと。

Elettricaではまた、スピードやバッテリー残量などを表示できるディスプレイも搭載。Bluetoothでスマホを接続させることもできるようだ。

気になる価格はまだ発表されておらず、具体的な発売日とともに今後注目が集まる。

Piaggio