2018年8月30日
プレスリリース
『マツダ・デミオ』を商品改良
・ガソリンエンジン“SKYACTIV-G 1.3”に代えて進化した“SKYACTIV-G 1.5”を搭載
・特別仕様車「Mist Maroon(ミスト・マルーン)」を設定
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、ガソリンエンジン“SKYACTIV-G 1.3”を進化した“SKYACTIV-G 1.5”に代えることで『ゆとりのあるスムーズな走り』と実用燃費の向上を追求した、小型乗用車マツダ・デミオ改良モデルと、上質な大人の世界観を表現した特別仕様車“ミスト・マルーン(Mist Maroon)”を、全国のマツダの販売店を通じて8月30日より発売します。
今回の商品改良では、ガソリンエンジンSKYACTIV-G搭載車に新技術を導入するとともに、排気量を1.3Lから1.5Lに拡大。市街地だけでなく高速道路や坂道など、日常のさまざまな走行シーンで『ゆとりのあるスムーズな走り』の実現を目指しました。
1.5Lエンジンの採用によりエンジン効率の良い領域を有効に使用できることから、アクセルの踏み込みやシフトダウンの頻度が減少し、実用領域における燃費の向上にも貢献します。また、フロントウインドウには、紫外線および赤外線を遮断*1するスーパーUVカットガラス・IRカットガラスを採用*2、運転時の快適性を向上しています。ガソリンエンジン車を中心にこれら各種改良を加えながら、車両本体価格は従来並みにしています。
さらに、特別仕様車ミスト・マルーン(Mist Maroon)を、個性的なインテリアデザインを特徴とする“スタイルコレクション(Style Collection)”シリーズの特別仕様車第6弾として設定。
洗練された色と素材にこだわり、上質な大人の世界観を表現しました。ドアトリムや助手席前のインパネ、シートに肌触りのよいグランリュクス(スエード調人工皮革)を、さらにシートには肌触りのよいキルティングを採用。また、ディープレッドとブルーグレーステッチによる対照的で個性的な配色を施しています。
マツダは、1996年の初代モデルの発売以来、デミオを通じて、コンパクトカーの概念にとらわれることなく、新しい価値の創造に挑戦してきました。2014年に発売した4代目となる現行モデルは、“クラス概念*3を打ち破る”新世代コンパクトカーとして、マツダが有する最新の技術と考え方を全面的に採用し、デザインや走行性能、環境性能、安全性能を高次元で実現しました。
その結果、2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、高い評価をいただいております。また、昨年実施した商品改良では、上級車種と同等の安全技術を標準装備*4とすることで、全機種が経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する“安全運転サポート車*5”のサポカーS・ワイド*6に対応しました。
マツダは今後も、日常のさまざまなシーンでメリットを感じていただけるよう、継続して商品改良を行うことにより、より多くのお客さまに『走る歓び』を提供し、お客さまと特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
■『マツダ・デミオ』メーカー希望小売価格
139万3200~227万8800円(税込)
*1 フロントガラス:UVカット率 約100%+IRカット、フロントドアガラス:UVカット率 約99%+IRカット
リヤドアガラス:UVカット率 約93%、 リヤゲートガラス:UVカット率 約91%
*2 Touring、Touring L Package、Mist Maroon、Noble Crimsonに標準装備。15S、XDにメーカーセットオプション
*3 Bセグメントと呼ばれる全長3650~4100mm、1.0L~1.5Lエンジン搭載車クラス
*4 デミオに標準装備された安全技術
・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
・AT誤発進抑制制御[前進時]【AT車全車】
・車線逸脱警報システム(LDWS)
・ハイビーム・コントロール・システム(HBC)
・スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)
・AT誤発進抑制制御[後退時]【AT車全車】
・ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
・リヤ・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
・リヤパーキングセンサー(センター/コーナー)
*5 高齢運転者を含めたすべての自動車運転者による交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、自動ブレーキなどの先進安全技術を活用した一定の運転支援機能を備えた車
*6 安全運転サポート車のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される、「セーフティ・サポートカーS」の区分のひとつ
*7 JC08モード燃費およびWLTCモード燃費は国土交通省審査値で、燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客さまの使用状況(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用時等)に応じて燃料消費率は異なります。
WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
市街地モード:信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
郊外モード:信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
高速道路モード:高速道路等での走行を想定