Audi Team Hitotsuyamaでは、ピカリエロ、富田、ライアンの順でQ1を走り、それぞれ、2分3秒620、2分3秒873、2分4秒416をマーク、8番手でQ1を通過しました。そして、ポールシュートアウトはライアンが担当し、2分2秒810で、日本勢としては最上位の9番グリッドを獲得しました。
予選結果 P1 #28 HubAuto Corsa ニック・フォスター/デイビッド・ピレル/吉田広樹 P2 #888 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing マロ・エンゲル/ラファエル・マルチェロ/トリスタン・ヴォーティエ P3 #28 HubAuto Corsa ダビデ・リゴン/マット・グリフィン/ミゲル・モリーナ P9 #21 Audi Team Hitotsuyama リチャード・ライアン/富田竜一郎/アレッシオ・ピカリエロ
▱決勝 SUZUKA 10Hでは1回のドライビングスティントが最大65分(セーフティカー導入時やフルコースイエロ-運用時は70分)と規定されているため、レースの進行により9回または10回のスティントが想定されます。Audi Team Hitotsuyamaでは、ピカリエロ、富田、ライアンを3回繰り返し、もしもう1スティント必要であれば、ピカリエロかライアンにステアリングを託す予定でした。
スタートから約1時間が経過し、30周が終了したところで、#21 Audi R8 LMSがピットインし、富田にドライバー交替を行いました。「WRTのメカニック2名が加わったことで、ピット作業にはいつも以上の緊張感と高揚感が生まれました。その効果もあってか、ピット作業でも一度もミスはありませんでした」とはチーム代表の一ツ山。コースに送り出された富田、そして、次のライアンと、3名のドライバーは着実な走りで周回を重ねていきます。上位チームがドライブスルーペナルティなどで順位を落とすなか、Audi Team Hitotsuyamaはペナルティの対象となるような行為もなく、常に10位以内、日本勢トップのポジションを維持しました。
決勝結果 P1 #888 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing マロ・エンゲル/ラファエル・マルチェロ/トリスタン・ヴォーティエ P2 #43 Mercedes-AMG Team Strakka Racing ルイス・ウィリアムソン/マキシミリアン・ゲーツ/アルバロ・パレンテ P3 #6 Audi Sport Team Absolute Racing マルクス・ウィンケルホック/クリストファー・ハース/ケルビン・ファン・デル・リンデ P8 #21 Audi Team Hitotsuyama リチャード・ライアン/富田竜一郎/アレッシオ・ピカリエロ