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ハーサイドが提案する「ボヘミアンラグジュアリー」とは?

2018年08月30日 21:23  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

herside Image by: FASHIONSNAP.COM
ワンオー(ONEO)が8月31日、セレクトショップ「ハーサイド(herside)」をキャットストリート沿いに出店する。「ドラマ アッシュ・ペー・フランス(drama H.P.FRANCE)」を立ち上げた神谷温子がディレクションする新業態で、同社が運営する「カンナビス(CANNABIS)」が入るビルの2階にオープン。コンセプトに「ボヘミアンラグジュアリー」を掲げ、「最後の憧れを表現するショップ」を目指すという。その言葉に込めた思いは何か、ディレクターの神谷に聞いた。

 ワンオーはカンナビスと大阪のセレクトショップ「ナカザキ オー ハイツ(NAKAZAKI O HEIGHTS)」を運営しているが、これまでウィメンズに向けたショップがなかったことと、同社の世界観を具体的に伝える場を作りコンサルティング事業に活かしたいという思いからハーサイドの出店を決めた。ビル内にはカンナビスのほか、同日には古着屋「デプト(DEPT)」の新店「デプト キャットストリート(DEPT CATSTREET)」もオープン。一体となり、クリエイターが集まる場の創出を目指す。
 リバーサイドから派生させたハーサイドという名前にちなみ、店内には水面に見立てた曲線型の什器を設置。日本のジュエリーブランド「マイコ ナガヤマ(MAIKO NAYGAYAMA)」や「ヨシコクリエーション(YOSHiKO CREATiON)」、アムステルダム発の「バナナタイム(BANANATIME)」など約20ブランドのアイテムや外山翔(matic)のアート作品が並ぶほか、田中文江によるウィメンズブランド「ザ・ダラス(The Dallas)」との別注アイテムも展開。商品の価格帯は1,000円~100万円越えのものまで幅広く取り揃える。また越智康貴主宰のフラワーショップ「ディリジェンス パーラー(DILIGENCE PARLOUR)」がショップインショップを開設。今後は、ザ・ダラスや外山翔などとのイベントの開催も予定している。
 コンセプトのボヘミアンラグジュアリーについて神谷は「ラグジュアリーと言うとゴージャスでギラギラしたイメージを持たれるかもしれませんが、私の考えるボヘミアンラグジュアリーは上質な素材の着心地の良い衣服を着て、その日の気分にあったジュエリーを身に付け、花で部屋を飾る生活のような心に余裕のある豊かな暮らしのことです」と説明。ショップを通じて、新たな女性のライフスタイルを提案してくという。
 また同ビルの3階にはハーサイドで取り扱うヨシコクリエーションの2年ぶりとなる新作コレクション「COLLECTION D' AMOUR」の受注会を開催。蝶などの交尾姿を象ったネックレスといった新作や過去のアーカイブが揃う。デザイナーの梶谷好孝は「ワンオーからのオファーを頂き、出産を経て2年ぶりに新作を作りました。今後も不定期でコレクションを発表していければ」と言い、今回の受注会を機に、ブランドを再始動する。
■herside住所:東京都渋谷区神宮前5-17-24 2F電話番号:03-5774-1440営業時間:12:00~20:00取扱いブランド:BANANATIME/The Dallas/MAIKO NAGAYAMA pret-a-porter/MAIKO NAGAYAMA Haute Couture/YOSHiKO CREATiON/TATSUO NAGAHATA/KYOKO TSUDA/Simmon/DILIGENCE PARLOURなど
■YOSHiKO CREATiON「COLLECTION D' AMOUR」受注会期間:2018年8月30日から9月4日住所:東京都渋谷区神宮前5-17-24 3F