9月15~16日にラトビアで行われるWordlRX世界ラリークロス選手権第9戦に、DTMドイツツーリングカー選手権を戦うニコ・ミューラーが参戦する。
ミューラーは1992年スイス生まれの26歳。DTMには2014年からアウディ陣営の一角として参戦しており、2018年6月のハンガロリンク戦では3位表彰台を獲得している。
クロスカントリーやマウンテンバイクが趣味というミューラーは、2017年にもWorldRXに2度スポット参戦しており、ラトビアRXではファイナル進出も果たし、6位でチェッカーを受けた。
そんなミューラーはアウディのワークスチームであるEKSアウディスポーツから9月のラトビアRXにエントリー。レギュラードライバーのマティアス・エクストローム、アンドレアス・バッケルドとともにアウディS1 EKS RXクアトロをドライブする。
「BWTのピンクカラーをまとい、EKSアウディスポーツとともに世界ラリークロスに参戦できることをうれしく思うよ」とミューラー。
「最後にスポット参戦してから、すでに何度かテストを重ねている。新しく乗るマシンは確実に速くなっているし、あらゆる面で改良されていると感じている」
「世界ラリークロスは激しいトップ争いが繰り広げられているけど、昨年のラトビアRXよりもいい成績を出せたらいいね。ラトビアのトラックは気に入っているし、熟知しているから、チャンスはあると思うんだ」
「目標達成に向けて最高のチームがサポートしてくれているから、僕はベストを尽くすだけさ」
またチームメイトとなるエクストロームも「ニコが世界ラリークロスに戻ってくることをうれしく思う。彼はすでにアウディS1 EKS RXクアトロをテストしているし、ラトビアでは記憶に残る週末を過ごすはずだ」とスポット参戦を歓迎するコメントを残している。