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レクサス、新型『RC』を世界初公開。国内発売は2018年10月下旬を予定

2018年08月30日 14:51  AUTOSPORT web

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新型レクサスRC
8月30日、レクサスはマイナーチェンジを実施したスポーツクーペ、新型『RC』を世界初公開した。

 2014年に初登場したRCはクーペならではの伸びやかでダイナミックなデザインと、走りの情熱を駆り立てる走行性能を備えたモデルとして、レクサスの“エモーショナルな走り”のイメージをけん引。

 同時にモータースポーツの世界では、世界各地で行なわれているGT3レースに出場するFIA GT3カー、レクサスRC F GT3のシャシーベースとなっているほか、2014~16年までの3年間にはスーパーGT500クラスにおけるレクサス陣営のマシンベース車として活躍し、最終年にはシリーズチャンピオンに輝いた。

 そんなRCは今回、初のマイナーチェンジを受けレクサスのフラッグシップモデル『LC』から、より上質な走りとデザインを継承。ラグジュアリースポーツクーペとしての魅力が進化しているという。

 エレガントなデザインの継承を目指したエクステリアは、LCで見られる3連LEDをヘッドランプユニットに新採用したほか、リヤのバンパーコーナーにエアダクトが設けられた。これによって操縦安定性の向上を図るとともに、タイヤの踏ん張りが強調されるデザインとなっている。

 ボディカラーは新色のネープルスイエローコントラストレイヤリング、スパークリングメテオメタリックを含む全11色展開に。スポーツグレードのF SPORTでは、新しいFメッシュパターンをはじめとする専用内外装アイテムに加えて、LS、LCのデザインを受け継いだ専用19インチアルミホールが装着される。

 また、走行性能においては「より鋭く、より優雅」をコンセプトとするLCの走りを継承するべく、改良型ショックアブソーバーや高剛性のブッシュを採用。さらに徹底した走り込みに基づくパワートレインのチューニングなどをとおして、LC譲りの運転操作に忠実なハンドリングを味わえる優れた運動性能を実現したという。

 インテリアではヒーターコントロールパネルおよびオーディオパネルが質感の高いヘアライン調に変更され、インストルメントパネル上にLCと同じアナログクロックを採用することで、レクサスブランドのふたつのクーペに共通性が与えられている。

 この新型RCは10月2~14日にフランス・パリで開催されるパリモーターショーに出展される予定で、日本での発売開始は2018年10月下旬を予定しているという。