安井謙太郎(ジャニーズJr.、Love-tune)の初主演映画『ニート・ニート・ニート』の公開日が11月23日に決定。あわせてコメントが発表された。
同作は、入馬兵庫名義のデビュー作『太陽がイッパイいっぱい』で『第8回小説新潮長編新人賞』を受賞した三羽省吾による同名小説の実写映画版。夏の北海道を舞台に、退屈な毎日にうんざりして仕事を辞めてしまったタカシ、「北海道行くべ!」とタカシを誘う高校時代の同級生レンチ、同じく同級生のキノブーのニート3人と、出会い系サイトで知り合った月子の移動距離3300キロメートル越える逃避行を描く。
安井が演じるのは、危ない筋の関係の女性に手を出してしまった主人公のレンチ。共演者にはタカシ役の山本涼介、キノブー役の森田美勇人(ジャニーズJr.、Love-tune)、秘密を抱える月子役の灯敦生、タカシの母親役の石野真子、北海道でニート3人組を助けるタカシの叔父役の藤本隆宏、その妻役のMEGUMIが名を連ねる。監督、脚本は、10月に知英主演の『殺る女』の公開を控える宮野ケイジが務めた。主題歌は9mm Parabellum Bulletの“キャリーオン”。
安井は「自分にとっても初主演映画になります。北海道を端から端まで走り回って、総移動距離約3300キロ。北海道の素敵な風景が大きなスクリーンで見られると思うと僕も楽しみです。キャストスタッフは勿論、地元の方々の思いもたくさん詰まった作品になっているので、是非劇場に足を運んでください」とコメント。
山本は「真夏でもベンチコートが必要になるくらい寒い日もあり、“3ニート”で色んな銭湯に行ったのもロケの思い出です。東京では感じることのできない空気と景色の中での撮影は新鮮で、貴重な時間でした。北海道の各地を回る中で、地元の方々の暖かさも感じることができました」「レンチ、キノブー、タカシ。3人が北海道を旅する中でどう変わっていくか。楽しみにしていてください」と述べている。
森田は「『平成最後の夏』の暑さにしっかりやられた、キノブー役、森田です。お待たせしました。遂に。公開日が決まりました!皆様にお会いできることを楽しみに宣伝活動等、スタッフ・キャストの皆さんと一丸となって、頑張っていきますので、ぜひ劇場に足をお運びください。平成最後ですよ!笑 みんなで大きな思い出をつくりましょう」、灯は「地元の方々に支えられ、北海道を3300キロ旅して撮影したリアルロードムービー。尊敬できる人物が一人も出てこないところが、可笑しくてほっとけない物語だなぁと思います。月子も例にもれず身勝手ですが、そこに寂しさや弱さを感じながら演じました。普段の姿からは想像できない“3ニート三様”のクズぶりにも注目です」とそれぞれコメントを寄せている。