映画『マダムのおかしな晩餐会』が11月30日から東京・日比谷のTOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。
同作は、フランス・パリの上流社会を舞台に巻き起こる騒動を描いたコメディー映画。雇い主の裕福なアメリカ人夫婦によって「ミステリアスなレディ」に仕立て上げられ、晩餐会に出席したスペイン人メイドのマリアが、彼女の正体を知らないイギリス人紳士から求愛されてしまう、というあらすじだ。原題は『MADAME』。
裕福なアメリカ人夫婦のアン役とボブ役を『リトル・ミス・サンシャイン』のトニ・コレットと、『グランド・ブダペスト・ホテル』のハーヴェイ・カイテル、メイドのマリア役を『ジュリエッタ』のロッシ・デ・パルマが演じる。アマンダ・ステールが監督を務めたほか、『クリムゾン・ピーク』のマシュー・ロビンスと共に脚本も手掛けている。
出演者のコレット、カイテル、パルマは、オファーを受けた理由に脚本の素晴らしさを挙げている。ステール監督は作品について「人生は白黒つけられることばかりではありません。笑っている最中に涙が溢れたり、泣いている時に笑いがこみ上げたり。この映画もコメディーにもドラマにもなるでしょう」と語った。
発表とあわせてポスタービジュアルと場面写真が公開。場面写真では、ピンク色の衣装や白いドレスに身を包んだマリアの姿や、アンとマリアがベンチに腰掛けて見つめ合う様子などが確認できる。またポスタービジュアルには、出演者の姿や「愛には『嘘』のソースをかけて、召し上がれ。」というキャッチコピーなどが写し出されている。