映画『ハード・コア』の公開日が11月23日に決定。あわせて追加キャストが発表された。
1月に逝去した狩撫麻礼作、いましろたかし画の漫画『ハード・コア―平成地獄ブラザーズ』の実写版となる『ハード・コア』は、世間に馴染めず群馬の山奥で怪しい活動家と埋蔵金堀りをしている権藤右近と、同じ埋蔵金堀りの仕事に従事している心優しい友人の牛山、右近の弟で、2人を歯がゆい思いで見守る商社マンの左近の3人を軸にした物語。ある日、廃工場で古びたロボットを発見した3人が、ロボットの能力を使って活動家に隠れて埋蔵金を発見するが、一方で右近が活動家の上役の娘と体の関係を持ってしまう、というあらすじだ。右近役に映画のプロデュースも手掛ける山田孝之、左近役に佐藤健、牛山役に荒川良々がキャスティング。監督は山下敦弘が務めた。
今回出演が発表されたのは、石橋けい、3月に逝去した首くくり栲象、康すおん、藤原季節。さらに右近が酔い潰れるバーで出会う謎のOL役で松たか子も出演する。場末のカラオケバーで歌声を披露する場面もあるという。あわせて公開された本ポスタービジュアルには、「家族なんていらねぇ。俺たちは空だって飛べるんだ――。」というキャッチコピーと共に、右近、左近、牛山、謎のロボットが一点を見据える姿が写し出されている。