ハンドルコントローラーやジョイスティック、ヘッドセットなど、ゲーム用のデバイスを数多く展開している『Thrustmaster(スラストマスター)』から、フェラーリとコラボレーションしたヘッドセット『T.Racing Scuderia Ferrari Edition』が登場する。
スラストマスターはプレイステーション4用の人気タイトル、グランツーリスモシリーズとコラボレーションしたハンドルコントローラーなどを販売しているゲーミング用デバイスブランドで、フランスの『Guillemot Corporation(ギルモ・コーポレーション)』が展開している。
フェラーリとスラストマスターがコラボレーションしたアイテムは以前から販売されており、フェラーリF150イタリアのステアリングを再現した『フェラーリF1 ホイール・アドオン』やフェラーリ458スパイダーやフェラーリ250GTOのステアリングを再現した交換用ステアリングなどが販売されている。
今回発表されたゲーミング用ヘッドセットのT.レーシング・スクーデリア・フェラーリエディションは、フェラーリとスラストマスターがコラボレーションした初めてのオーディオデバイスで、フェラーリF1のパドックからヒントを得たと謳われている。
ヘッドセットのバンド部分はメタル製で耐久性を重視。パッド部分には本革が採用された。イヤークッションには低反発素材とジェルが使われており、長時間装着しても快適性を損なわないとのこと。
音質にもこだわったといい、ゲーム中の道路やレース環境のフィーリングを忠実にプレイヤーへフィードバックするべく音響バランスを調整。50mmのドライバーを搭載し、クリアなサウンドを飽和させることなく再生できるとしている。
対応デバイスはWindowsとMacのほか、iPhoneやAndroid、ニンテンドー3DS、Nintendo Switchだ。
このT.レーシング・スクーデリア・フェラーリエディションは、8月31~9月2日までイタリア・ミラノで開催される『フェラーリ・ストア・シティレース2018』で展示されるという。発売は11月20日で、日本での販売価格は1万9495円となる予定だ。