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向井理が井上由美子脚本『パンドラ』シリーズ新作で主演、テーマは「AI」

2018年08月29日 12:31  CINRA.NET

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左上から時計回りに黒木瞳、向井理、渡部篤郎、山本耕史、美村里江、原田泰造、三浦貴大
『連続ドラマW パンドラIV AI戦争』が11月11日からWOWOWプライムで放送される。

同作は、革命的な発明により、「パンドラの箱」を開いた人々の運命を描く社会派ドラマ『パンドラ』シリーズの最新作。2008年の第1作目では「がんの特効薬」、2010年の第2作目では「遺伝子組み換え食品」、2011年の第3作目では「自殺防止治療法」、2014年のドラマスペシャル版では「クローン人間」がテーマとなっていた。第4作目となる今回のテーマは「AI」。

医学界を根底から覆す画期的な医療用AIを開発する主人公・鈴木哲郎役を演じるのは向井理。AI診断を導入したIT企業ノックスグループ代表の蒲生俊平役を渡部篤郎、医師会会長の有薗直子役を黒木瞳、看護師の橋詰奈美役を美村里江、弁護士の東浩一郎役を三浦貴大、メディノックス医療センターの優秀な心臓外科医・上野智津夫役を原田泰造が演じるほか、『パンドラ』シリーズの第1作目から第3作目まで登場している毎朝新聞の記者・太刀川春夫役を山本耕史が続投する。脚本は、これまで『パンドラ』シリーズを手掛けてきた井上由美子が担当。

向井理は「今回のシリーズではAIについてのメリットとデメリットが描かれていて、それは僕たちがAIとどう向き合っていくべきかの問いかけでもあります。光と影が混在する全く新しいドラマになると確信しています」、井上由美子は「今回のパンドラの箱から飛び出すのは『災厄』か『絶望』か?それとも『希望』か?新たな答えをスタッフ・キャスト一同でお届けしたいと思います」とそれぞれコメントを寄せている。

■向井理のコメント
・脚本を読んで
AIは今、身近になってきている題材だと思います。僕自身、台本を読んでAIと共存していくことを考えないといけないと思いました。リアリティのある、未来を予測しているような話だと感じています。
今回のシリーズではAIについてのメリットとデメリットが描かれていて、それは僕たちがAIとどう向き合っていくべきかの問いかけでもあります。光と影が混在する全く新しいドラマになると確信しています。
・視聴者へのメッセージ
鈴木哲郎役を演じさせていただくにあたり、ただ信念を持った情熱的な人ということだけではなく、何か“危うさ”みたいなものを表現して、AIについて問題意識を抱いていただけるような作品にできればと思います。
「パンドラ」シリーズは10年の歴史があります。チャレンジングな題材に、役者として尊敬する素晴らしいキャストの方々が集まりました。このドラマを通してAIや未来の事を考えたり、答えを探す手助けになれば嬉しいです。

■井上由美子のコメント
どんな時代にもパンドラの箱は存在します。不用意に蓋を開いたばかりに、引き返せない事態に陥った――そんな苦い経験を人類は繰り返してきました。でも、蓋を開かなければ手に入らなかった未来もあります。
連続ドラマW『パンドラ』は、数歩先の「今」をテーマにシリーズを重ねてきました。シーズンIVのパンドラの箱は、我々の生活を画期的に変える可能性があるAIです。
人智を越えるAIを開発した孤高の医師に向井理さん、全ての欲望を肯定して生きるIT長者に渡部篤郎さん――お二人を中心に刺激的な演技者の皆さんが物語を紡いでくれます。
今回のパンドラの箱から飛び出すのは「災厄」か「絶望」か?それとも「希望」か?
新たな答えをスタッフ・キャスト一同でお届けしたいと思います。