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約1ヶ月半前倒しでショー、「5-knot」が2019年春夏の新作発表

2018年08月28日 21:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2019年春夏コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
鬼澤瑛菜と西野岳人のデュオによるブランド「ファイブノット(5-knot)」が東京のショーシーズンから約1ヶ月半前倒しし、2019年春夏のランウェイショーを8月28日の今日原宿で開催した。

 鬼澤と西野は文化服装学院卒業後、日本の大手企業でデザイナーのキャリアを積み、フリーランスを経て2013年秋冬シーズンにファイブノットをスタート。「旅とVintage」をテーマに、さまざまな国を旅して出会った風景や街並み、文化、現地のヴィンテージアイテムからインスピレーションを得てデザインしたコレクションを発表している。
 2019年春夏コレクションでは、2人が旅をしたキューバの街並みから着想を得たアイテムを製作。ストリートアートのようなグラフィックやウイスキー柄のプリント、ボタニカル柄のジャカードなどのディティールを散りばめ、複雑な歴史性と様々な人種が混じり合うキューバのイメージをファイブノットの解釈で落とし込んだ。また南カルフォルニア発のサーフブランド「オーシャンパシフィック(Ocean Pacific)」とコラボレーションしたブランド初となる水着とラッシュガードを発表。ハットは、伝統的なプロセスに基づいてハンドメイドで制作する作家 Kohsuke Inabaと協業した。
 西野は「展示会よりも前にショーでコレクションを見せたかった」と話しており、8月末に行なっていた春夏コレクションの展示会時期に合わせて発表。K-POINT ショールームと契約したことを機にアジアを中心に海外セールスを伸ばしており、今後欧州でのコレクション発表が期待されるが「行きたい気持ちはあるが予定はまだない。今回のショーを早めたことが良かったのか悪かったのかについても、このあとしっかり精査していきたい」と語った。
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