アウディ、鈴鹿10時間耐久レースで表彰台を獲得
◆インターコンチネンタルGTチャレンジの日本ラウンドで、クリストファー・ハーゼ/ケルビン・バン・デル・リンデ/マーカス・ヴィンケルホック組が3位表彰台を獲得
◆4台のアウディR8 LMSがトップ10フィニッシュ
◆非常に過酷なコンディションのなか、アウディスポーツ・カスタマー・レーシングチームの5台すべてが完走を果たす
2018年8月26日、鈴鹿/ノイブルク・アン・デア・ドナウ:アウディR8 LMSは、2月に開催されたIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ初戦のバサースト(オーストラリア)、6月に開催されたスパ(ベルギー)での優勝(25ポイント)に続き、鈴鹿でも3位でチェッカーを受けました。
3人のAudi Sportドライバー(クリストファー・ハーゼ/ケルビンバン・デル・リンデ/マーカス・ヴィンケルホック)を擁するアウディスポーツ・チーム・アブソリュート・レーシングが3位表彰台を獲得しました。
30度を超える気温のなかで行われたSUZUKA 10 HOURS(第47回サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース)は、ドライバーにとっても、マシンにとっても過酷なレースになりました。攻略が難しいことで知られる鈴鹿サーキットで初めて開催されたインターコンチネンタルGTチャレンジは、レースファンとドライバーにとってスリリングな展開となりました。
予選11番手からスタートしたハーゼ/バン・デル・リンデ/ヴィンケルホックのトリオによるアウディR8 LMSは、途中でドライブスルーペナルティを受けながらも、3番手までポジションを上げました。チェッカーフラッグを受けた時点で、2位との差はわずか1.2秒でした。
ドライバーズランキングで、ハーゼとヴィンケルホックは、このレースで優勝した3人のドライバーに次ぐ順位となっています。マニュファクチャラーズ部門では、アウディは2位にランキングされています。
アウディスポーツ・カスタマーレーシング責任者のクリス・ラインケは、次のようにコメントしています。
「このレースでワン・ツー・フィニッシュを飾ったメルセデスAMGと、アウディスポーツ・チーム・アブソリュート・レーシングの3人のドライバーを祝福したいと思います。厳しいレースとなりました。非常に暑いコンディションのなか、またアクシデントが多発したなかで、アウディスポーツの全チームが冷静さを保って完走できたことは、注目に値します」
クリストファー・ミース/ドリス・ファントール/フレデリック・ベルビシュ組のアウディスポーツ・チームWRTの66号車は、アウディスポーツ・チーム・アブソリュート・レーシングに続き4位でチェッカーフラッグを受けました。これによって、アウディは、マニュファクチャラーズランキングで貴重な12ポイントを獲得しました。
日本のスーパーGTシリーズ全戦に参戦しているAudi Team Hitotsuyamaは、ふたりのレギュラードライバー、リチャード・ライアンと富田竜一郎に加え、今回の鈴鹿ではベルギー人ドライバーのアレッシオ・ピカリエロを起用してチームを強化しました。
最初の1時間は、Audi Team Hitotsuyamaの21号車がアウディ勢のトップを走行していましたが、痛恨のスピンによって順位を下げてしまいました。その後、着実にポジションを取り戻し、最終的には予選を上回る8位でフィニッシュしました。
さらに、アウディスポーツ・チームWRTから参戦したもう1台のジェイク・デニス/シェルドン・バン・デル・リンデ/スチュアート・レオナルド組のアウディR8 LMSも9位でフィニッシュラインを通過しました。また、11チームが参戦したPro-AmクラスのアウディR8 LMSも、コンフー・チェン/アダレイ・フォン/ジンジュウ・サン組が完走を果たし、クラス6位となりました。
インターコンチネンタルGTチャレンジ最終戦は、10月26日~28日、アメリカ・カリフォルニアの伝説的なサーキット、ラグナ・セカで開催。
アウディスポーツのチームは、ドライバー及びマニュファクチャラーズタイトルをかけて決戦に挑みます。アウディは、シリーズが初開催された2016年と昨年2017年に、ドライバー及びマニュファクチャラーズの両方のタイトルを獲得しています。
※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。