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田中圭主演の舞台『チャイメリカ』に満島真之介、倉科カナ、眞島秀和が出演

2018年08月28日 11:21  CINRA.NET

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左から田中圭、満島真之介、倉科カナ、眞島秀和
栗山民也演出の舞台『チャイメリカ』の追加キャストが発表された。

日本では初上演となる『チャイメリカ』は、1984年生まれのイギリスの劇作家ルーシー・カークウッドによる戯曲。天安門事件に居合わせたアメリカ人ジョー・スコフィールドが1989年に撮影した1枚の写真を巡る物語で、写真がギャラリーで展示されている現代のニューヨークと、1989年の天安門を行き来しながら、ジョーと彼の中国の友人ザン・リン、周囲の人々らが断ち切れない運命のうねりにのみこまれていく様を描く。ジョー役を演じるのは田中圭。

今回出演が発表されたのは、満島真之介、倉科カナ、眞島秀和。田中と舞台作品で共演するのは約3年ぶりとなる満島はザン・リン役、倉科はジョーと親密な関係になるキャリアウーマン・テス役、眞島は武骨だが心優しいザン・リンの兄ザン・ウェイ役をそれぞれ演じる。スタッフやその他の出演者などについては後日発表される。

満島は「1989年この世に生まれ落ちた私が、その年に起きた歴史的悲劇に向き合うことは、とても勇気のいる決断でした。しかし、運命的な何かを感じております」、倉科は「いつか一緒にお仕事させて頂きたいと思っていた栗山さんの演出で、天安門事件を、自国と他国それぞれの視点での描いた、興味深い作品に出演することに大きな意義を感じています」、眞島は「皆様の胸を借りる気持ちで、おもいきり栗山さんの世界に飛び込みたいです」とそれぞれコメントを寄せている。

同公演は2019年2月から3月にかけて東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演。2月27日と28日には愛知・東海市芸術劇場、3月2日と3日には兵庫・兵庫県立芸術文化センター、3月6日には宮城・多賀城市民会館、3月10日には福岡・福岡市民会館での上演を予定している。

■満島真之介のコメント
1989年この世に生まれ落ちた私が、その年に起きた歴史的悲劇に向き合うことは、とても勇気のいる決断でした。しかし、運命的な何かを感じております。栗山さんとの初セッション。信頼の置ける兄貴的存在である田中圭さんとの久方振りの共演。どこをとっても、今やらなければならないという使命感が湧き上がってきました。自分自身の持つ全てをこのカンパニーに注ぎます。楽しみに待っていてください。

■倉科カナのコメント
いつか一緒にお仕事させて頂きたいと思っていた栗山さんの演出で、天安門事件を、自国と他国それぞれの視点での描いた、興味深い作品に出演することに大きな意義を感じています。舞台に立つ事はいつまでたっても慣れず、緊張しっぱなしですが...知性や感性に優れた栗山さんの演出と、とても個性豊な共演の皆様、劇場の力を借りて、逃げず、沢山の事を学び、新しい分野へチャレンジしたいと思います。

■眞島秀和のコメント
大きな挑戦となる作品に参加出来ることを幸せに感じています。今から来年の稽古スタートが楽しみです。皆様の胸を借りる気持ちで、おもいきり栗山さんの世界に飛び込みたいです。