2018年F1第13戦ベルギーGP決勝で、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグはリタイア、カルロス・サインツJr.は11位だった。なお、多重クラッシュの原因となったヒュルケンベルグは、次戦イタリアGPで10グリッド降格のペナルティが科されている。
■ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=リタイア
ブレーキを踏んだときにフロントがロックして滑ってしまったんだ。こういったマシンは空力的に敏感だし、特に前方でマシンが集団になっているとグリップと負荷をひどく失うことになる。
今日の出来事が驚きだったことは認めざるを得ない。ブレーキを踏むのが少し遅れたから、僕の判断ミスだったかもしれない。僕もチームも、事故に巻き込まれた他のドライバーたちにとっても残念な結果となった。でもこれがレースというもので、こういったことはつきものなんだ。
できるだけ早く問題を解決して、来週末のモンツァに集中したい。
カルロス・サインツJr. 決勝=11位
全体的には難しい週末だった。今日はセクター2に苦労していたのと、前のドライバーのDRSゾーンに入り込むことができず、オーバーテイクも難しかったんだ。このコースで自信やマシンバランスを失ってしまうと、物事が困難になる。
僕らには分析や調査が必要ある。金曜日にはマシンがもっと乗りやすかったから、週末の間に何が起きていたのかを確認しなければならないんだ。どこで改善が必要なのかは分かっている。モンツァに向かうまでの数日間、懸命に仕事に当たるよ。