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元「スパイス・ガールズ」メラニー・ブラウン アルコールや性依存症、PTSDでリハビリ施設へ

2018年08月27日 17:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

来月のリハビリ施設入所を公表したメラニー(画像は『Mel B 2018年8月21日付Instagram「Are you ready for @agt tonight?」』のスクリーンショット)
元「スパイス・ガールズ」のメンバーで、スケアリー・スパイス(Scary Spice)の愛称で親しまれたメラニー・ブラウン(43)。彼女が来月にもアルコール依存症、性依存症、そしてPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療のためにイギリス国内のリハビリ施設に入所することを明らかにした。

2001年に1度目の離婚をし、2007年にプロデューサーとして知られるスティーブン・ベラフォンテ(43)と再婚したものの、2017年3月には離婚を申請していたメラニー・ブラウン。法廷に提出した文書の中でメラニーは、スティーブンによる身体的・精神的虐待、激しい嫉妬、他の女性を交えての性行為の強要、住み込みの乳母の妊娠、自殺未遂など壮絶な結婚生活について告白し、スティーブンに接近禁止命令を要求、同年12月には離婚が成立した。

そんなメラニーは今月26日、『The Sun』のインタビューで来月にもリハビリ施設に入所することを打ち明け「ここ6か月は非常につらかった」述べると、このように続けた。

「最近は自分の全てをさらけ出した『Brutally Honest』の執筆に専念していたの。でも今までの精神的な虐待に関することが蒸し返され、私の中のたくさんの問題と正面から向き合わなければならず本当に苦しかったわ。これはトラウマよ。」

「多くの人が実際に何が起きているのかを隠そうとするけど、酒を浴びるように飲むことで何もかも忘れようとしたことも、すべて正直に吐き出したわ。感情的になることもあったし、自分の問題と向き合うのはとても難しいことだとわかっていた。でもセックスやアルコールが問題なんじゃない。問題はそれよりも深いところにあって、今の自分が危機的状況にあることは、私が一番よくわかっているわ。」

「だから、数週間のうちにリハビリ施設に入所することを決めたわ。私は根っからのイギリス人だから、イギリス国内の施設じゃなきゃダメね。」

「最近PTSDと診断されて、少しホッとしたの。私は完璧じゃないし、完璧であるように振舞ったこともないわ。愛する3人の子供たちのためにも、私をサポートしてくれる人のためにも、今の状態から抜け出さなきゃいけないの。」

俳優としても活躍し、メラニーをよく知るラスティー・アップダグラフさんは、メラニーの荒れた生活ぶりと施設入所についてこう明かした。

「メラニーは次々と男を変えていたね。一日に3人の男をベッドに連れ込んだこともあった。アーロン・カーターもそのひとりだったね。セックス依存症さ。『America’s Got Talent』の仕事がある時は、飲まないんだ。そこはプロだからね。でも仕事がない時はほぼ毎日テキーラ、ビール、ワインをよく飲んでいたよ。ウォッカを飲んで失神していたこともあった。働いてお金をもらっても、すぐ使ってしまう。もう私の手には負えないから、助けが必要なんだ。」

一方でメラニーは「PTSD、心の痛み…私と同じような問題で、多くの人が苦しんでいる。だから私は自分について曝け出す覚悟をしたの」とも語っている。リハビリ施設で自分と向き合い、また元気な姿を見せて、同じ問題で苦しむ人の光となってほしいものだ。

画像は『Mel B 2018年8月21日付Instagram「Are you ready for @agt tonight?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)