トップへ

SUPER JUNIOR、SEVENTEEN、BTOB……新たな一面楽しめるグループ内ユニット

2018年08月27日 15:02  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 現在、第一線で活動するK-POPグループは数多くいる。華々しくデビューした彼らは歌やダンス、作詞作曲など、それぞれが秀でた才能の持ち主たちだ。そんな彼らは、自分たちのグループ内でユニットを組んで活動することも多くなってきている。メンバー個人が持つ才能をユニットという新たな形で、グループ活動以外でも見せて昇華させていくのだ。


 今回は、現在活動しているグループ内のユニットを3組紹介したいと思う。


(関連:「イェソン、おかえり!」リーダーが兵役から復帰したSUPER JUNIOR-K.R.Y.アリーナツアー初日レポ


■SUPER JUNIOR-D&E
 韓国ではベテランの域に入るデビュー13年目のSUPER JUNIOR。アイドルグループの中でも特にエンターテインメント性の高い彼らは、個性と才能豊かなメンバーが集っていることもあり、デビュー後もグループ内でのユニット活動も盛んだ。ボーカルラインによるSUPER JUNIOR-K.R.Y.や、中国人のメンバーを入れたSUPER JUNIOR-Mなどのユニットがある。


 そして、今月になって日韓両方でSUPER JUNIOR-D&Eがカムバック。このユニットは日本でも「ウネ」と呼ばれ人気のあるメンバー、ドンヘとウニョクによるユニットだ。グループ内では2人ともダンスをメインに担当しているが、ユニットではキレキレのダンスとともに、ウニョクがラップを、ドンヘが甘い歌を披露してくれている。SUPER JUNIORの時とは違う2人の魅力を感じられるだろう。


■SEVENTEEN
 SEVENTEENは13人のメンバー内で、ボーカル、パフォーマンス、ヒップホップと3つのチームに分かれ、それぞれの特性を発揮させているグループだ。2015年にデビューしてから約3年だが、“自主制作アイドル”として彼らが持つ高いポテンシャルを生かして、ユニット活動も活発に行っている。


 特にボーカルチームによる「PINWHEEL」は、各メンバーの歌の個性を存分に生かした曲になっており、それぞれの魅力を堪能できる。ほかにも各ユニットのリーダーであるエスクプス、ウジ、ホシが組んだSEVENTEEN LEADERSなどもあり、今後もチームを横断した色々な組み合わせで違う色を見せてくれるに違いない。それこそがSEVENTEENが持つ可能性の広さだろう。


■BTOB BLUE
 BTOBはCUBEエンターテインメント所属の6人組グループ。2012年にデビューした彼らは、EXOやVIXX、B.A.Pといった人気グループと同期だが、その中でも歌、パフォーマンス、作詞作曲などが秀でており、まさに実力派と言えるだろう。現在では各メンバーがミュージカルや俳優としても活躍している。


 BTOBのボーカルラインは、ウングァン、チャンソプ、ヒョンシク、ソンジェの4人だ。彼らがユニットとして結成したのが、BTOB-BLUE。今年8月2日にメンバー・ヒョンシクによる楽曲「雨が降れば」で2年ぶりにユニットとしてカムバックを果たした。昨年の冬にリリースしたロングヒット曲「恋しくて」で聴かせてくれた歌唱の実力を、ユニットでも存分に発揮している。


■グループとは違う魅力を発見できるユニットという形
 ユニットの面白さは、グループ活動の時とは違う音楽性やパフォーマンスを楽しめることではないだろうか。冒頭にも書いたが、各メンバーたちはもともとそれぞれが特別な才能を持った者たちだ。だからこそ、ユニット活動で生まれるシナジーは、特別な形になり開花するのだろう。(西門香央里)