2018年F1ベルギーGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは4位でフィニッシュした。
ボッタスはパワーユニット/エンジン交換のペナルティにより17番グリッドからのスタートとなった。1周目の1コーナーへのアプローチでボッタスはウイリアムズのセルゲイ・シロトキンに追突。ボッタスのマシンはダメージを負い、ピットに入らなければならなくなった。ボッタスは、シロトキンのブレーキングが思ったよりも早かったことでヒットしてしまったが、自分の判断ミスだったと認めている。スチュワードはこのアクシデントについてレース後に審議を行い、ボッタスに5秒のタイムペナルティ(レースタイムに加算)とペナルティポイント2を科すことをきめた。
ボッタスは5位のセルジオ・ペレスに7秒418の差をつけていたため、4位をキープすることができた。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=4位
今日は(後方からのスタートとなったため)ダメージを最小限にとどめることを目標に走った。うまく挽回できたと思う。表彰台に届けばいいなと思っていたけれど、ターン1の入口で他のマシンと接触し、フロントウイングを壊してしまった。
今日の状況では4位が最大の結果だったと思うし、17番手スタートだったのだから、悪い結果とはいえない。たくさんのオーバーテイクをして、レースを楽しむことができたよ。一番楽しかったのは、オー・ルージュでのオーバーテイクだ。あれは最高だった。
今日は残念ながら優勝できなかったけれど、メルセデスはフェラーリよりも多くのポイントを稼いだので、その点はよかったと思う。今週末、彼らは予選でも決勝でも本当に強かった。僕らは今回エンジンのアップグレードを行ったが、それでもフェラーリの方が速い。まだまだ努力し続けないといけない。