ジバンシイ、オードリー・ヘップバーンに捧げた香水を刷新

「パルファム ジバンシイ（PARFUMS GIVENCHY）」が、1957年にオードリー・ヘップバーン（Audrey Hepburn）に捧げる香りとして発表したフレグランス「ランテルディ（L'INTERDIT） オーデパルファム」を刷新する。価格は35mLが9,000円、50mLが1万1,000円（いずれも税別）で、9月15日に発売される。

　フランス語で"禁止"を意味する「ランテルディ」は、ユベール・ド・ジバンシィ（Hubert de Givenchy）がヘップバーンにこの香水を発売しても良いか尋ねた際に「お気に入りの香水だから、私以外は使ってはダメ」と言ったというエピソードから名付けられたという。
　リニューアルした「ランテルディ オーデパルファム」は、オレンジフラワーとジャスミン、チュベローズをブレンドしたエレガントなホワイトフラワーに、シックなベチバーやパチョリの香りを融合。ボトルは、1957年に登場したオリジナルボトルへのオマージュを込め、斬新でモダンなデザインに仕上げた。スクエア状の丸みを帯びたラインが特徴で、ネック部分にはメゾンを象徴する4Gロゴやマットなコットン・グログランのリボンがあしらわれている。ブラックとホワイトを配したボックスの内側には、ユベール・ド・ジバンシィの直筆サインが施されている。
　新フレグランスの広告キャンペーンでは、アメリカ・ニューヨーク出身の女優 ルーニー・マーラ（Rooney Mara）をモデルに起用。マーラは、2011年に主演した「ドラゴン・タトゥーの女」ではアカデミー主演女優賞やゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされ、「キャロル」ではカンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。監督は「キャロル」の監督 トッド・ヘインズ（Todd Haynes）が担当し、キャンペーンフィルムは後日公開される。