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本屋大賞翻訳部門第1位のベストセラー小説を映画化 『ナチス第三の男』2019年1月公開決定

2018年08月27日 11:02  リアルサウンド

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 映画『The Man with the Iron Heart(原題)』が、『ナチス第三の男』の邦題で2019年1月に公開されることが決定した。


 本作は、本屋大賞翻訳部門第1位、フランスで最も権威のある文学賞であるゴング―ル賞最優秀新人賞を受賞した小説『HHhH プラハ、1942年』を映画化した歴史ドラマ。ヒトラー、ヒムラーに次ぐ、“ナチス第三の男”ラインハルト・ハイドリヒ。かつては海軍の兵士だったが、女性問題によって不名誉除隊を余儀なくされ、ナチ党に入党。ナチ運動に怒りのはけ口を見つけた男は、瞬く間に党幹部へとのしあがり、150万人を超えるユダヤ人虐殺の首謀者として、絶大な権力を手にする。ハイドリヒを止めるべく、チェコ亡命政府によって選抜された2人の若き兵士が、プラハに潜入し、遂に決行の朝がやってくる。


 ハイドリヒを演じるのは、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』などにも出演したジェイソン・クラーク。その妻リナ役に『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク、若き暗殺実行犯に『不屈の男 アンブロークン』のジャック・オコンネルと『シング・ストリート 未来へのうた』のジャック・レイナー、レジスタンスの恋人役で『クリムゾン・ピーク』のミア・ワシコウスカらがキャストに名を連ねる。


 また、本作のポスタービジュアルも公開。冷たく異様な雰囲気を漂わせる青い瞳が特徴的なハイドリヒの顔が大きく写し出され、「なぜヒトラーでもヒムラーでもなく、彼だったのか?」という意味深なキャッチコピーが添えられている。 (リアルサウンド編集部)