2018年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは9位、ブレンドン・ハートレーは14位を獲得した。
ガスリーとハートレーは、バルテリ・ボッタスのグリッド降格でひとつ繰り上がり、それぞれ10番グリッドと11番グリッドからスタート。ガスリーはスーパーソフトタイヤからソフトへ、ハートレーはソフトタイヤからスーパーソフトへ交換する戦略で走った。ガスリーは、44周のレースをウイナーと同一周回の9位でチェッカーを受け、2ポイントを獲得した。ハートレーは14位でフィニッシュ、入賞には届かなかった。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーム代表フランツ・トスト
スパ・フランコルシャンは我々のマシンと相性がよくないサーキットなので、難しい週末になることを覚悟していた。それだけに、ピエールが9位でフィニッシュし、ポイントを獲得できたことをとてもうれしく思う。昨日の予選でも我々は11番手、12番手とまずまずの結果を出した。
レース序盤、ターン1でアクシデントが起きたが、幸運にも2台ともが無傷で切り抜けることができた。クラッシュに巻き込まれたドライバーたちにケガがないことが確認できて本当によかった。
ピエールは、好スタートを切り、その後も非常にいいレースをした。序盤からペースをコントロールし、タイヤをうまく管理して走り、9位入賞にふさわしいレースだったと思う。
ブレンドンに関しては、レース序盤のアクシデントの影響によりいくつかポジションを失ってしまい、少し不運だった。
今日のレースではブレンドンがソフト、ピエールはスーパーソフトでスタート、異なるタイヤ戦略で挑んだ。スーパーソフトは期待していたよりもよく機能していたので、ピエールのスティントを伸ばし、ソフトへの交換のタイミングを遅らせることができた。その後、彼はソフトで問題なく最後まで走り切った。その結果、我々はコンストラクターズ選手権において非常に重要な2ポイントを獲得することができたのだ。
次はチームにとってのホームとなるイタリアでのレースに挑む。