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FIA F2第9戦ベルギー レース2:ラティフィがポール・トゥ・ウイン。牧野と福住は入賞ならず

2018年08月26日 19:01  AUTOSPORT web

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FIA F2レース2スタートシーン
8月26日(日)、ベルギーのスパ・フランコルシャンでFIA F2第9戦のレース2が開催され、ダムスのニコラス・ラティフィが優勝。福住仁嶺(アーデン)は17位、牧野任祐(ロシアンタイム)は11位だった。

 スプリントレースとして行われるレース2の周回数は18周。昨日行われたレース1で8番手となったニコラス・ラティフィ(ダムス)がポールポジションからのスタート。

 牧野は12番グリッド、レース1でマシンが炎上しリタイアを喫した福住は最後尾からのスタートとなる。

 フォーメーションラップで13番グリッドのアレッシオ・ロランディ(トライデント)がエンジンストール。そのうしろにいたドリアン・ボッコラッチ(MPモータースポーツ)とアントニオ・フォコ(チャロウズ)が立ち往生し、3台はピットレーンスタートとなった。

 ポールスタートのラティフィはホイールスピンを喫し出遅れるも、なんとかポジションをキープ。ルカ・ギオットが2番手で1コーナーを通過した。

 8番手スタートのニック・デ・フリース(プレマ)はロケットスタートを決め、1周目で5ポジションアップの3番手につける。

 福住は5ポジション上げ15番手、牧野は12番手で1周目を終了した。

 牧野は2周目、ルイス・デルトラズ(チャロウズ)にパスされ13番手にポジションを落とす。

 5周目、デ・フリースがギオットを交わし2番手に浮上、そしてランド・ノリス(カーリン)がマルケロフをパスし4番手に浮上した。ノリスは7周目、ギオットもパスし表彰台圏内の3番手につける。

 12周目、牧野はペースの上がらないマキシミリアン・ギュンター(アーデン)を捕らえ11番手に浮上してみせる。

 ギュンターはペースが上がらず13周目にピットイン。ソフトタイヤを装着し福住の後ろ、18番手でコースに復帰した。

 残り2周、2番手争いが激しさを増す。ペースの上がらない2番手のデ・フリースに対し、ノリス、アルボン、マルケロフが接近する。

 最終周、レ・コームでノリスがデ・フリースをパス、アルボンがそれに続き、デ・フリースは4番手に転落する。デ・フリースはその後5番手のマルケロフに迫られるもなんとか抑えきり、4位でフィニッシュした。

 ラティフィは安定した走りで今シーズン初優勝、通算2勝目を飾った。2位にノリス、3位にアルボンがつけている。

 牧野は11位、福住は17位でレースを終えた。

 FIA F2第10戦は8月31~9月2日に、イタリア・モンツァで行われる。

■FIA F2第9戦ベルギーレース2 リザルト

PosNoDriverTeamTime/Gap16N.ラティフィダムス37:13.659219L.ノリスカーリン10.40235A.アルボンダムス10.76644N.デ・フリースプレマ・レーシング13.21051A.マルケロフロシアンタイム13.448614L.ギオットカンポス22.17978G.ラッセルART23.357816A.マイニトライデント31.864918S.セッテ・カマラカーリン33.578107J.エイトケンART34.567112牧野任祐ロシアンタイム40.0321210R.ボシュングMPモータースポーツ40.1001320L.デルトラズチャロウズ42.8991415R.ニッサニーカンポス44.6311517A.ロランディトライデント52.5681611M.ギュンターアーデン55.3051712福住仁嶺アーデン59.007189D.ボッコラッチMPモータースポーツ60.1151921A.フォコチャロウズ66.936NC3S.ゲラエルプレマ・レーシングDNF