2018年F1ベルギーGPの土曜予選で、レーシング・ポイント・フォース・インディアのセルジオ・ペレスは4番手、エステバン・オコンは3番手だった。
■レーシング・ポイント・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=4番手
今日の結果には大満足だよ。なんて素晴らしい予選だったんだろう! いろいろな感情が頭の中をめぐっている。本当に難しいセッションだったから、なおさらこの結果をうれしく思う。新オーナー、ここまでチームを育て上げた前オーナー、毎日懸命に働いてくれたスタッフたちを含めて、チームの全員にとって素晴らしい結果になった。
雨のせいで状況は緊迫していたし、僕らはある程度のリスクを負わなければならなかった。コースはセクター1と2がドライだったから、スリックで留まることを選択したが、その途端に雨が強くなった。オー・ルージュではかなり危ない瞬間があり、壁に当たらなかったのは運が良かったけれど、最悪の事態も考えたよ。あそこでのクラッシュが小さいということはないからね。
インターミディエイトを履くために戻らなければならず、最終コーナーでリヤがロックした。縁石を飛び越え、フロントウイングにダメージを負ってしまったよ。ウイングを換えるためにかかった時間からして、インターミディエイトでは1周しか走れなかった。あと1周走れていたら、ポールポジションをかけて戦えていたかもしれないけれど、4番手でもかなり満足だよ。
僕らは素晴らしいポジションからスタートできる。レースでは力強い戦いができるだろう。少なくとも大量ポイント獲得を目標にしている。けれどもスパでは、絶対的な予想なんてできないんだ。
エステバン・オコン 予選=3番手
素晴らしい一日だった。この数週間に起こったことのすべてを考えると、なおさら特別な瞬間だ。皆でこの一日を楽しみたい。
チームの皆は、モチベーションを保ち、今日僕に速いマシンを用意するために懸命に働いてくれた。彼らをとても誇りに思っている。雨がなくとも僕らには強さがあって、ドライの状態でもQ3に進出できた。雨が降り始めた時、もっと良い結果をつかむチャンスがきたと分かっていたが、簡単ではなかったね。
Q3開始時にはスリックでアタックしようとしたが、それは不可能で、ピットに戻るまでの間にも危ない瞬間が何度かあった。インターミディエイトに履き替えた時、完璧なラップを走らなければならなかった。なのに最初のアタックで小さなミスをしてしまった。だから最後のラップではなるべく安全に行こうと心がけた。その結果、3番手になれたんだ。
レースがとても楽しみだ。僕らのマシンは速く、特にストレートで強い。明日は攻めていくよ。