2018年F1ベルギーGPの土曜予選で、ハースF1のロマン・グロージャンは5番手、ケビン・マグヌッセンは9番手だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=5番手
楽ではなかったが、これほどいい予選を走れてすごくうれしい。トップチームの何台かを打ち負かし、ウエットコンディションに強いフォース・インディアのすぐ後ろにつけることができた。ほとんどの時間でレッドブルの1台よりも前を走れていたと思う。これはかなりエキサイティングなことだよ。
Q3ですべてを出し切る準備はできていた。雨が降り始めて、状況はさらに楽しくなった。スリックでアタックを開始した最初のころは、間一髪の場面もあった。そのまま攻めてしまいたい気持ちはあったけれど、路面が濡れすぎていたから全員がインターミディエイトに変更したんだ。
自分たちのパフォーマンスに満足している。前回の雨の予選は、あまり良いものではなかったからね。
ケビン・マグヌッセン 予選=9番手
大混乱のQ3だったね。こうしたコンディションでは、いい結果を出せる可能性が高まるし、大きな違いを生むことができるんだ。ただし滅茶苦茶になってしまうこともあって、今回の僕がそうだった。
最後のラップの時、コースは乾いていた。インターミディエイトで出ていった時にはウエットで、まだ水しぶきで濡れていた。乾いていくようには見えなかったから全力で攻めて、2周目にはタイヤがすでに終わっていたんだ。3周目にはコースが乾き切っていて、さらにいいタイムが出せるコンディションだったのに、僕はそのチャンスを逃してしまった。フォース・インディアは大きなチャンスに恵まれて、それを生かせたね。エキサイティングな予選ではあるけれど、自分の思うようにいかなかったのは残念だ。
最終的に2台のマシンがQ3進出を果たせたのは良かったし、ドライのQ1、Q2でも進歩があった。僕らは一貫してトップ10圏内を走っていたんだ。マシンのレースペースは良いと思うから、明日は面白くなるはずだよ。