長島は7列目からイギリスGP決勝へ
パウィは9列目スタート
Rd.12 イギリスGP/シルバーストーン・サーキット
2018年8月25日(土)
コンディション: ドライ
気温: 17℃ 路面: 23℃
土曜の予選を終え、 2分09秒706を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、日曜のイギリスGP決勝レースに向けて7列目21番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは27番手。ベストラップタイムは2分10秒888でした。
午前のFP3は、昨日のFP1とほぼ同様のコンディションで、ドライとはいえ冷えた温度条件での走行になりました。長島は慎重なセットアップ確認に終始し、パウィもセッション開始早々に12コーナーで転倒を喫したものの、チームの素早いマシン修復でほどなく走行を再開。長島はセッション23番手、パウィは32番手でした。
午後の予選は、ウエットパッチを残しながらもコースの大半はドライコンディション、という難しい条件下の走行になりました。IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は、それまでのセッションの自己ベストタイムをともに更新し、土曜の走行を締めくくりました。
明日は、現地時間午前10時(日本時間午後6時)から20分のウォームアップ走行が行われます。18周で争うイギリスGP決勝レースは、午後2時30分(日本時間午後10時30分)にスタートする予定です。
長島哲太 (21番手 / 2'09.706 / +1.553)
「セッション最後にベストタイムを更新しましたが、他の選手に引っかかってしまった結果なので、それがなければさらにいいタイムを刻めていたと思います。昨日から使用しているNISSINの新しいブレーキは、コントロール性がよく、自分のスタイルともマッチしていてとても助かっています。明日はスタートをうまく決めて、いつものようにレースのなかでしっかり追い上げるレースにしたいです」
カイルール・イダム・パウィ (27番手 / 2'10.888 / +2.735)
「今朝のFP3では、自分のミスで早々に転倒してしまいました。午後の予選では、最初にウエットタイヤを装着していたときに奇妙な振動をリア側から感じ、思いきり走ることができませんでした。タイヤをスリックに変えても振動はなくならなかったので、ひょっとしたら午前の転倒が影響していたのかもしれません。明日はウォームアップでしっかりとこの問題を修正し、決勝に備えます」
青山博一 チーム監督
「長島は、マシンの状態がよくなっていることがコメントからもよく覗えます。また、コースサイドで走りを観察していても、自信を持って走っていることがわかります。今回はこの数戦で一番調子がよさそうなので、明日は晴れでも雨でもがんばってくれるでしょう。一方、パウィは今朝も転倒してしまって走りに勢いがなく、マシンのバイブレーションにも悩まされています。まずはこのバイブレーションを取り除いて、明日への準備を進めます」