2018年F1ベルギーGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは10番手だった。ボッタスはパワーユニット/エンジンのエレメント交換によるペナルティで降格され、19番グリッドからスタートする予定。
FP3終盤、ボッタスは、追い越そうとするストフェル・バンドーンに気付かずに接触、バンドーンはコースアウトし、クラッシュした。スチュワードはこのアクシデントについて審議を行った結果、ボッタスは意図的、あるいは無謀な行為をしたわけではないとして、戒告処分を与えるにとどまった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 予選=10番手
今日の午後は少しおかしな感じだった。グリッド後方からスタートしなければならず、予選結果があまり意味を持たないと分かっている場合には、予選にはいつもとは全く違うアプローチをとるものだ。
最初の計画ではQ1だけを走る予定だった。でも、予選直前になって、ルイス(・ハミルトン)にスリップストリームを使わせることを考慮に入れて、プランを変更した。でも結局Q3で雨が降り始めたので、その計画は中止することになった。
でもありがたいことに、このことは元の計画には一切影響していない。Q2のベストタイムをソフトタイヤで出したし、もともとこのタイヤでレースをスタートしようとしていたんだ。
このコースを走ることは純粋に楽しいから、明日に期待しているし、チャンスをつかめるという確信もある。ここはオーバーテイクが可能で、僕らには良いマシンがあるからね。挑戦するのが楽しみだよ。レースをエンジョイするつもりだ。