2018年F1ベルギーGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは11番手、ブレンドン・ハートレーは12番手だった。
土曜午前のFP3はドライコンディションで行われ、2台はミディアムタイヤで1周した後、新品スーパーソフトで予選シミュレーションに取りかかった。その際にガスリーが1分46秒182、ハートレーが1分46秒259をマーク、これがこのセッションでの自己ベストタイムとなり、ガスリーは15番手、ハートレーは16番手となった。ふたりはその後、同じタイヤでロングランを行っている。
降水確率90パーセントの予報がなされるなか、予選もドライコンディションでスタート。Q1で真っ先にコースインしたガスリーは、1セット目のタイヤで1分44秒985、1分44秒590、ハートレーは1分45秒046、1分44秒747を記録。2セット目でハートレーは1分44秒153、ガスリーが1分44秒221とそれぞれタイムを更新し、ハートレーが14番手、ガスリーが15番手でQ2進出を決めた。
雨が降らないままQ2がスタート。1セット目のタイヤでガスリーが1分43秒844、ハートレーが1分43秒865をマーク。2セット目の走行でガスリーはタイムを更新できず、ハートレーは1コーナーでスピン、それぞれ11番手、12番手で予選を終えた。
土曜時点で、予選10番手のバルテリ・ボッタスがパワーユニット/エンジン交換のためグリッド降格ペナルティを受けることが決定しているため、ガスリーは10番グリッド、ハートレーは11番グリッドからスタートする予定となっている。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
昨日と今日のプラクティスを通して、シャシーとパワーユニットに関してさまざまなセットアップを試した後、予選と決勝に向けてベストのコンビネーションを選択しました。
Q3進出は逃したものの、10番手と11番手というグリッドからスタートするので、決勝では現実的な目標としてポイントを狙うことができると思っています。変わりやすい天候も考慮しつつ、決勝に向けた準備を進めます。