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FIA F2第9戦ベルギー レース1:福住は炎上リタイア。デ・フリースが盤石の走りで3勝目

2018年08月26日 01:21  AUTOSPORT web

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FIA F2第9戦レース1スタートシーン
8月25日(土)、ベルギーのスパ・フランコルシャンでFIA F2第9戦のレース1が開催され、プレマのニック・デ・フリースがポール・トゥ・ウイン。福住仁嶺(アーデン)はリタイア、牧野任祐(ロシアンタイム)は12位だった。

 フィーチャーレースとして行われるレース1の周回数は25周。レース前のF1予選中に降った雨は上がり、全車ドライタイヤでのスタートとなった。

 昨日行われた予選でニック・デ・フリース(プレマ)が自身初のポールポジションを獲得。福住は8番手、牧野は11番手からのスタートとなる。

 今回のレースがF2デビューとなるドリアン・ボッコラッチ(MPモータースポーツ)は、フォーメーションラップでエンジンストールを喫し、ピットレーンスタートを強いられた。

 レースはデ・フリースが好スタート。3番手スタートのセルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)は2番手にポジションアップを果たす。

 福住は8番手をキープ、牧野は4ポジション落とし15番手で1周目を終えた。

 3周目、福住がアレキサンダー・アルボン(ダムス)をパスし7番手に浮上する。しかし5周目、アルボンを交わしたアルテム・マルケロフ(ロシアンタイム)に交わされ再び8番手に後退する。

 8周目、福住が真っ先にピットイン。ソフトタイヤからミディアムタイヤに交換し18番手でコースに復帰した。

 トップのデ・フリースは9周目の時点で2番手のセッテ・カマラに7秒以上の差をつける快走をみせる。

 10周目、トップのデ・フリースがピットイン。9番手でコースに復帰する。そして全てのマシンがピットストップを終えると、再びトップに返り咲いた。

 15周目、福住がエンジントラブルに見舞われマシンが炎上。リタイアに終わった。マシン排除のためにセーフティカーが導入される。

 残り8周となったところでレースは再開、セクター2でラルフ・ボシュング(MPモータースポーツ)がクラッシュし、マシンを止めてしまった。

 デ・フリースは盤石の走りでポール・トゥ・ウイン。今シーズン3勝目。2位にセッテ・カマラ、3位にラッセルが入った。

 なお、牧野はスタートからポジションをひとつ落とし、12位でレースを終えた。

 第9戦ベルギーレース2は、8月26日(日)17:50から行われる。

■FIA F2第9戦ベルギーレース1 リザルト
PosNoDriverTeamTime/Gap14N.デ・フリースプレマ・レーシング56'02.281218S.セッテ・カマラカーリン3.15338G.ラッセルART7.572419L.ノリスカーリン8.90655A.アルボンダムス9.40861A.マルケロフロシアンタイム13.181714L.ギオットカンポス13.21186N.ラティフィダムス14.674911M.ギュンターアーデン15.9151015R.ニッサニーカンポス22.354117J.エイトケンART23.917122牧野任祐ロシアンタイム24.4771317A.ロランディトライデント26.4171416A.マイニトライデント28.920159D.ボッコラッチMPモータースポーツ29.612163S.ゲラエルプレマ・レーシング32.4821721A.フォコチャロウズ32.7061820L.デルトラズチャロウズ34.112NC10R.ボシュングMPモータースポーツDNFNC12福住仁嶺アーデンDNF