中上がイギリスGP初日に快調なスタートを決める
イギリスGP初日の金曜日に、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶が快調な走り出しを見せ、総合順位で11番手を記録しました。中上は、昨年のMoto2時代に当地のレースで優勝を飾っており、この得意コースでMotoGP初レースでも好記録を残す意気込みに燃えています。
午前のFP1は温度条件も低く、強い風にも影響されるセッションになり、中上は14番手にとどまりました。しかし、午後の走行では、午前からタイムを1.5秒近くも短縮し、上位へジャンプアップ。明日はこの勢いをさらに高めて、午後の予選Q2へダイレクトに進出できるラップタイムを刻むべく、強い意欲で臨みます。
Takaaki Nakagami – 11th
(2’02.515 – lap 17 of 18)
「今日はとてもよい初日になりました。シルバーストーンはハイスピードコースで、僕にとって相性のいいコースです。午前中の走行は温度条件も低く、風も強かったので、うまく順応するのがやや難しく感じました」
「それでも午前から午後にかけて大きな前進をできたので、FP2はとてもいいセッションになりました。初日11番手と惜しくも僅差でトップテンを逃してしまったのは少し残念ですが、力強い走り出しを決めることができていい手応えを掴んでいます。改善の余地はまだまだあるので、明日はさらにがんばります」