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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第12戦イギリスGP 初日レポート

2018年08月25日 16:21  AUTOSPORT web

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長島哲太(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)
長島がシルバーストーン初日19番手
パウィは27番手発進

Rd.12 イギリスGP/シルバーストーン・サーキット
2018年8月24日(金)
コンディション:ドライ(FP1)/ウエット(FP2)
気温:17℃ 路面:22℃

 第12戦イギリスGPがシルバーストーン・サーキットでいよいよ始まりました。レースウイーク初日の金曜日は、午前と午後に各45分間のフリープラクティスを行い、IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太が2分09秒976で総合19番手を記録。チームメートのカイルール・イダム・パウィは初日27番手、ベストラップタイムは2分11秒578でした。

 午前のFP1では、長島とパウィは揃って手堅い走り出しを見せ、長島が19番手、パウィは27番手につけます。午後のFP2では、開始後まもなく雨が降り始めました。雨が降る前に好タイムを記録していた長島は、このセッションで5番手。一方、パウィは明日の走行で改めてドライ用のセットアップを確認する方向です。

 明日のFP3は現地時間午前10時55分(日本時間午後6時55分)にスタート。午後には、決勝のグリッド順を決める45分間の予選が行われます。

長島哲太 (19番手 / 2'09.976 / +1.591)
「今日の走行は、最初からしっかりと着実に積み上げていくことができました。FP2でも最初からタイムを出せたのはいい証拠だと思います。今回はNISSINが新しいブレーキを投入してくれていて、そのフィーリングも上々です。この武器を使いこなして、明日はもっとラップタイムを詰めていきたいです」

カイルール・イダム・パウィ (27番手 / 2'11.578 / +3.193)
「FP2ではギアリングを午前よりもショートにし、スイングアームを長くする方向で走り始めました。いい手応えのセクターもあったのですが、1周半ほどすると雨が降り始めたので、十分に見極めることができませんでした。明日、ドライコンディションになればこの方向性を見極めることができるので、予選に向けていい準備ができると思います」

青山博一 チーム監督
「長島はまずまずの走り出しで、午後ももっとタイムを詰めていきたかったのですが、3周ほど走ったところで雨になってしまいました。とはいえ、最初からいいタイムを出していたので、セッション5番手で終えることができました。マシンに関しても、今のところ感じよく走れており、NISSINが持ってきてくれた新しいブレーキも好感触なので、明日はさらに煮詰めていきたいと思います。パウィは残念ながら今日のセッションでいいタイムを出すことができませんでした。ここ数戦はやや勢いを欠いているようにも見えるので、明日は気持ちを引き締めて臨み、彼本来の力強さを発揮してほしいです」