2018年F1ベルギーGPの金曜、マクラーレンのストフェル・バンドーンはフリー走行1=20番手/2=20番手だった。地元グランプリに臨むバンドーンだが、初日はブレーキトラブルや水漏れなど、いくつかのトラブルに見舞われた。
2019年のカルロス・サインツJr.のチームメイトを決めるためのプロセスに入っているチームは、今回FP1でフェルナンド・アロンソのマシンにリザーブドライバーのランド・ノリスを乗せている。
■マクラーレンF1チーム
ストフェル・バンドーン フリー走行1=20番手/2=20番手
今日は次から次へと問題が発生し、いい初日とはいえなかった。FP1の序盤にブレーキトラブルが起き、その後、エンジン関係の問題も発生した。そういう状況だったから、まともな走行はできず、今日は仕事をしているという感じがしなかったほどだ。
FP2でもいくつかのトラブルに見舞われた。その影響で、多少なりともしっかり走れたのは1回きりだった。母国ファンの前でこんなことになり、フラストレーションが募る一日だった。
この週末には楽観的な気持ちで臨み、ここでレースをするのを楽しみにしていた。ファンが熱心に応援してくれて、ポジティブなエネルギーを送ってくれている。なのにこんな風な形で週末をスタートしなければならないなんて、とても理想的とはいえない。最近、トラブルがとても多いように感じる。正常な状態で走りたいよ。苛立ちを感じてしまう。
今日のパフォーマンスは優れているとはいえない。ペースも競争力もかなり劣っているから、課題が多いのは間違いない。今週末、好結果を出すためには、ある種の奇跡が必要だと思う。雨が降ったり、特殊なコンディションになったりしない限り、上の方のポジションにつくのは難しいだろう。雨が降る可能性はあるけれど、今週末、僕ら自身が進歩するのは難しいかもしれない。
チームが僕に優れたパフォーマンスを期待しているのは分かっている。この数戦、僕はいいパフォーマンスを発揮してきたと思う。問題を抱えながらも、ハンガリーではとてもいい走りをした。チームは(ランド・ノリスと)比較する方法を探りたいのだろうが、まずは彼らは僕にまともに走れるマシンを提供すべきだ。そうでない限り、比較はできない。