2018年F1ベルギーGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=11番手/2=15番手、ブレンドン・ハートレーはフリー走行1=15番手/2=17番手だった。
ドライコンディションではありながら、気温が低めだったこの日、FP1ではガスリー、ハートレーともにソフトタイヤで走行を開始、2セット目もソフトを使って、マシンセッティングを進めた。ガスリーは25周を周回し1分46秒300のタイムで11番手、ハートレーは23周を周回し1分46秒932で15番手だった。
午後のFP2ではガスリーはソフトタイヤで、ハートレーはミディアムタイヤで走行を開始した後、ふたりはウルトラソフトタイヤで予選シミュレーションを実施。トラフィックの影響もあってクリーンなラップにはならなかったが、ガスリーは1分46秒080、ハートレーは1分46秒337と午前の自己ベストタイムを更新した。セッション後半には、ガスリーがソフトタイヤ、ハートレーがスーパーソフトタイヤでロングラン。プラクティス終盤にはハートレーはミディアムタイヤでの走行も行い、各タイヤでのプログラムを予定どおりこなした。FP2での周回数は、ガスリーが33周、ハートレーが35周だった。
ホンダは、金曜夜には引き続きパワーユニットのセッティングを予選に向けて最適化することに集中し、土曜に備える。土曜は雨が降る確率が高く、天気の状況にも気を配っていくということだ。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
今日は雨の予報もありましたが、結果的には終日ドライでの走行となり、車体、パワーユニット(PU)/エンジンともにトラブルフリーで予定どおりにプログラムを終えました。PUとしては主にエネルギーマネジメントの最適化にフォーカスしてセッションを進めました。
明日はまた雨の予報が出ていますが、急なコンディションの変化などに対応しながら予選に臨めればと思います。