高橋ユキヒロのアルバム『Saravah!』の再レコーディング盤『Saravah Saravah!』が、10月24日にリリースされる。
『Saravah!』は、YELLOW MAGIC ORCHESTRAが結成された1978年に、高橋幸宏が「高橋ユキヒロ」名義で発表した最初のアルバムとなる。サディスティック・ミカ・バンドのメンバーである加藤和彦、高中正義のほか、細野晴臣、山下達郎らが参加しており、共同プロデュースと編曲を坂本龍一が担当している。今回リリースされるバージョンは高橋のソロ活動40周年を記念したもので、当時のマルチテープから新たにミックスし、高橋自身のボーカルも新たに録音。CD盤とLP盤が販売される。
高橋は「当時のマルチ・テープが奇跡的に綺麗なまま残っていたおかげで、本当にかねてからの念願だったヴォーカルを全曲いまの僕の声で録り直すことができました」「今更ながら、レコーディングに参加してくれた皆さんの演奏の巧さ(楽器、コーラス、その表現力)、教授のアレンジ等々、もう全てが素晴らしく、近年のハードディスクでのレコーディングにすっかり慣れてしまっていた自分にとって、40年前の同時録音の演奏は目からウロコでした」とコメント。
また『Saravah!』の楽曲を全曲再現する40周年記念ライブ『Saravah! 40th Anniversary Live』が11月24日に東京・有楽町の国際フォーラム・ホールCで開催される。
■高橋幸宏のコメント
まだ僕が26歳だった時のソロデビュー・アルバム『Saravah!』。
当時のマルチ・テープが奇跡的に綺麗なまま残っていたおかげで、本当にかねてからの念願だったヴォーカルを全曲いまの僕の声で録り直すことができました。もちろん、オケの全てのバッキング・トラックは当時のままで。今更ながら、レコーディングに参加してくれた皆さんの演奏の巧さ(楽器、コーラス、その表現力)、教授のアレンジ等々、もう全てが素晴らしく、近年のハードディスクでのレコーディングにすっかり慣れてしまっていた自分にとって、40年前の同時録音の演奏は目からウロコでした。
ミックスダウン、マスタリングもきっちりやり直して、40年前の作品が、まさに、“今の自分”の作品になったと思う。
皆さん、是非聴いてやってください。
高橋幸宏