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バウティスタ、2019年はドゥカティからSBK参戦へ。16年間にわたるMotoGP参戦に区切り

2018年08月24日 15:11  AUTOSPORT web

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2019年はSBKに参戦するバウティスタ
MotoGP第12戦イギリスGPの木曜プレスカンファレンスで、アルバロ・バウティスタ(アンヘル・ニエト・チーム)が2019年の去就について発表。来季はスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦することを明らかにした。

 2003年から125ccクラスに参戦し、16年間にわたりMotoGPで戦い続けてきたバウティスタ。2006年には125ccクラスでチャンピオンを獲得。2009年以前に参戦していた250ccクラスでは、同クラス最後のチャンピオン、青山博一や故マルコ・シモンチェリなどとしのぎを削ったライダーのひとりでもある。

 MotoGPクラスには2010年に昇格し、9シーズン目の今季は2017年に引き続き、ドゥカティのサテライトチーム、アンヘル・ニエト・チームから参戦していた。

 長年MotoGPで戦ってきたバウティスタの新たな参戦の場は、市販車バイクによるレースシリーズのSBK。所属するチームはドゥカティのファクトリーチーム、Aruba.it レーシング-ドゥカティとなる。

 バウティスタはSBK参戦に向けて、この新しい挑戦を楽しみにしているとmotogp.comのなかで語った。

「来季は僕にとって新しいチャレンジになる。16年間戦ったチャンピオンシップを去り、来年はAruba.it レーシング-ドゥカティからSBKに参戦するんだ。新しい挑戦をとても楽しみにしているよ。(SBKの)チャンピオンシップは成長中だ。だから、このチャレンジが楽しみだよ。もちろん、MotoGPでの最後のシーズンも楽しみたいね」

 このバウティスタの発表と同時に、ドゥカティも2019年のAruba.it レーシング-ドゥカティの参戦体制を発表した。

 ライダーラインアップは新加入のバウティスタと、今季に引き続きチャズ・デイビス。デイビスは現在、SBK第9戦までを終えて2勝を含む11回の表彰台を獲得し、ランキング2番手につけている。

 また、この発表により、デイビスのチームメイトとしてSBKに参戦しているマルコ・メランドリは今シーズン限りでチームを離脱することが明らかとなっている。