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10代男性の過半数「SNSで自分が良く見えるかどうか意識して発信する」他人の目や反応を意識

2018年08月24日 13:41  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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リサーチ・アンド・ディベロプメントは8月23日、「SNS利用意識」についての調査結果を発表した。

全国の15~29歳の男女600人に利用しているSNSを聞いたところ「Twitter」が62.7%で最も多く、2番目は「LINE」(49.7%)、3番目は「Instagram」(40.3%)だった。SNSを一切利用していないという人も16.8%いた。

10代女性はSNSで「リアルでの繋がりがより強く・深まるのが嬉しい」

男女別に見ると、男性では「Twitter」が59.7%、「LINE」が52.3%、「Instagram」が29.7%となっている。LINEの利用率は全体を上回ったが、TwitterとInstagramは下回った。女性でも「Twitter」の利用率が最も高く65.7%だが、2番目は「Instagram」(51%)となっている。

年代別に見ると、Twitterは20代の利用率54.5%に対して、10代は79%に上っている。Instagramも10代の利用率の方が高く、10代49%、20代36%となっている。特に10代女性のインスタ利用率は63%に達している。一方、Facebookは20代37%、10代17%と20代の方が利用率が高い。

SNSの利用方法として特徴的だったのは、10代男性では「自分が良く見えるかどうかを意識して、発信する」が52.1%と半数を超えていたことだ。20代男性、女性では4割前後に留まっている。10代男性はSNSを利用したセルフブランディングを意識しているようだ。

また、10代男性は「いいね!やリツイートなど反応が多い情報ほど信用できる」(45.7%)、「フォロワー数の多い人ほど、信用できる」(37.2%)と回答した割合が高い。調査を実施したリサーチ・アンド・ディベロプメントは10代の男性は「他人の目や反応を意識」していると指摘している。

一方、10代女性では、「リアルでは絶対に知り合えない人と繋がりができるのが嬉しい」が67.4%に上っている。「リアルでの繋がりがより強く・深まるのが嬉しい」という回答も男性や20代女性より多かった。